高1 未来デザインの授業で講堂発表が行われました! 2025年10月11日
9月24日の6時限目に、高校1年生は未来デザインの授業で講堂発表を実施しました。発表のテーマは「身近な社会問題」です。高校1年生は未来デザインの授業で、前期に地球規模の課題や問題について学んできました。授業内でSDGsやその取り組みを調べてまとめ、夏季課題では自身の住む地域の問題・課題やそれに対する取り組み、自身の関わりなどをまとめました。9月以降の授業では、夏季課題をもとにクラス内発表が行われるなかで相互理解を深めました。各クラス1人ずつ、計7人が代表に選出され、クラス内で行った発表を、さらに拡充させながら本日の全体発表を行いました。
発表に際しては、本校校長の湯浅に加えて実践女子大学現代生活学科准教授倉持一先生をお招きして、総評をお願いしました。未来デザインの授業では、中学から高校まで、連続性のある課題解決型の学習が行われていますが、総評ではより広い視点や、大学での学びにつながる視座や今後の学習へのアドバイスもあり、中高大連携の取り組みとしても強く印象に残るイベントとなりました。
Yさん「都筑区の子育ての孤立化について」
①スライドでは、図や写真を使い、見やすくなるように工夫した。また、色の使い方にも気をつけて、内容が伝わりやすいようにした。話すときは、聞いている人が理解しやすいように、ゆっくりはっきり話すことを意識した。
②スライドを作る中で、何を一番伝えたいのかを考えながら作るのが大変でした。情報が多くて、どこを発表で話すかを決めるのにも時間がかかりました。また、クラスの代表に選ばれることなんて今までなかったので、緊張や不安もありました。
③講堂で発表するのは初めてだったのでとても緊張しましたが、周りの友達が発表の後に褒めてくれてすごく嬉しかったです。ただ、もう少し原稿を覚えておけばよかったのと、もっと時間をかけて作ればよかったと思いました。発表を通して地元のことを深く知ることができ、良い機会でした。
Oさん 「狛江市の水害・避難所不足に対する取り組み」
①スライドは、文章ではなくキーワードを大きく表示し、画像やグラフを多く使って話の補足として活用した。また、講堂発表の際は直接スライドを指し示すことができなかったため、重要なポイントは間を置き、ゆっくりと話すことで強調した。
②資料を集めることが難しかったです。市のホームページだけでは情報が少なかったため、複数のサイトを読み込んで発表用に整理した。
③講堂での発表は原稿を暗記して臨みましたが、緊張で言葉が飛んでしまったことが反省点。発表を止めずに最後までできたことや、オーディエンスを意識して発表することができた点はよかった。この授業が、地域の課題を知り、自分自身の行動について考えるきっかけになった。
Gさん 「情報社会に潜むリスク」
①発表をするにあたって、聞き手が最後まで自然と集中できる発表を目指しました。具体的には、スライドに見やすいフォントを使い、文字が小さくなりすぎないように調整して、スライドの情報量が多くなりすぎないようにしました。また、ワクワク感や楽しさを伝えられるような写真を選んで、聞き手の印象に残るようにしました。話すときは声の大きさや間を意識して、大事なところがわかりやすくなるように工夫しました。さらに、聞き手の注意を引くために、発表の最初に簡単な問いかけを入れました。
②事前準備では、時間的な余裕を持って先方へ連絡することが大変でした。そうした中で、計画性を持って動くことの大切さを再認識しました。
③まさか自分がクラス代表となって講堂に立つとは思いもしていなかったので、「選ばれたからにはやりきるぞ」という思いがありました。クラス内発表での反省を踏まえて、話すことに夢中になりすぎないように心掛けました。本番では、とても緊張して、話すスピードが少し早くなってしまったことが反省点です。それでも、発表が終わってから、クラスに戻った時には、多くの人に褒めてもらえたことが自信につながりました。