生徒の活動レポート

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難民映画上映会を開催しました 2026年02月24日

 2月14日(土)、本校講堂およびダイニングルームにて、生徒主体による「難民映画上映会」を開催いたしました。当日は生徒や保護者の方々など計74名にお集まりいただき、映画と音楽、そして対話を通じて難民問題への理解を深める貴重な一日となりました。

 会は、国連UNHCRによる短編動画『リスト:彼らが手にしていたもの』の上映から静かに始まりました。中学生徒会長の開会あいさつに続き、メイン作品である映画『ザ・ウォーク ~少女アマル、8000キロの旅~』を上映。過酷な状況下にある人々の現実に、会場全体が真剣な眼差しで見入っていました。
 上映後には、本校の室内楽部・合唱部がステージに登壇し、会に華を添えました。室内楽部による軽快な『アイネ・クライネ・ナハトムジーク第1楽章』、そして合唱部による『ツバメ』(YOASOBI)の歌声が響き渡り、音楽を通じて平和への祈りを共有する穏やかな時間が流れました。

 場所をダイニングルームへ移し、45名が参加しての感想会を行いました。 当日はバレンタインデーということもあり、参加費の一部で用意したチョコレートやクッキーなどのお菓子を囲みながら、和やかな雰囲気の中で対話がスタート。参加した生徒や保護者の皆様は、映画を観て感じたことや難民問題の現状について、アンケートへの回答や活発な意見交換を行いました。単に鑑賞するだけでなく、互いの想いを言葉にすることで、難民問題をより身近な「自分事」として捉えるきっかけとなりました。

 会の締めくくりには、高校生徒会長、湯浅校長、そして国連UNHCR協会の天沼様より、今回の取り組みへの評価と今後の活動への期待を込めた温かいご挨拶をいただきました。
 今回のイベントでは、皆様から計9,676円の募金をお預かりいたしました。ご協力、誠にありがとうございました。

実行委員長より:企画を終えて

 難民映画上映会という初めての取り組みであったため、土台となるものが何もない状態から企画を練り始めました。生徒が主体で行った企画のため、 休み時間やお昼、放課後など、何度も先生方と話し合いを重ねていきました。その過程で少しずつ形になっていったときの、少しの安心感と、不安感があったのを覚えています。
 しかし当日は、想定を上回る参加者の皆様にお集まりいただき、さらに室内楽部、合唱部の皆さんに演奏していただいたことで、会全体の質を大きく高めることができました。
 私自身、本企画は成功であったと感じています。なぜなら、何より「実行する」という一歩を踏み出すことができたからです。実際に形にしたことで、大まかな流れや基盤を築くことができました。今後、後輩たちがこの企画を引き継ぐ際にも、成功事例があることで安心して取り組むことができる、それこそが、私が最も望んでいたことです。今回限りでは、難民・移民問題を身近な課題として伝えられる人数は限られてしまいます。しかし、来年度、再来年度と継続していくことができれば、より多くの方々に思いを届けることができ、その分、支え合いの輪も大きくなっていきます。私が願っているのは、そんな社会です。
 約五か月間にわたり本企画に携わってくださった生徒会役員の皆さん、室内学部、合唱部の皆さん、そしてご指導くださった先生方に、心より感謝申し上げます。また、ご参加くださった皆様本当にありがとうございました。
 次回開催の際には、より多くの方のご参加をお待ちしております。

今回のイベントは、本校にとって難民・移民問題を身近な課題として捉える第一歩となりました。今後もこのような活動を大切に引き継いでまいります。

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