生徒の活動レポート

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国立新美術館で実施していた展覧会「時代のプリズム:日本で生まれた美術表現 1989-2010」を鑑賞しました。 2025年12月13日

 11月25日(火)、本校高校2年生の教養コース美術選択者16名が、国立新美術館による、休館日の近隣学校招待プログラム「かようびじゅつかん」を利用し、企画展「時代のプリズム:日本で生まれた美術表現 1989-2010展」を鑑賞しました。
 本展は、激動の時代を生きたアーティストたちの多様な表現に触れる貴重な機会となり、生徒たちにとって、新たな視点と出会う特別な体験となりました。

 今回は、国立新美術館の美術館スタッフの方が生徒を2グループに分け、対話による鑑賞プログラムを実施してくださいました。

 プログラムでは、スタッフの方のファシリテートのもと、作品を前に生徒同士が対話的鑑賞を深めました。最初は、難解な現代アートを前に戸惑う生徒もいましたが、作品に対する素直な疑問や感想を互いに話し合ううちに、徐々に作品の見え方が変化し、アーティストの考え方やねらいが浮かび上がってきました。
 対話を重ねるごとに、生徒たちの思考は深まり、最終的には、ものの見方・考え方、さらには価値観までもが揺さぶられるほどの強烈な体験となりました。

 今回の貴重な経験で得られた新たな視点と深い思考が、生徒たちの今後の創作活動を力強く進める原動力となることを心から願っています。

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