謎解きで学ぶ「Fake News 講座」を開催しました。 2025年11月17日
中学2年生は、10月4日(土)と11日(土)、中学3年生は11月8日(土)と15日(土)の2日間にわたり、「Fake News 講座」を実施いたしました。本講座では、昨年度もお招きした Classroom Adventure(慶應義塾大学の学生3名が設立)の皆様を講師に迎え、ゲームを通じてメディアリテラシーとファクトチェックのスキルを楽しく習得しました。
初週は、謎解きゲーム「レイのブログ」に挑戦しました。生徒たちは4人1組でチームとなり、インターネット上の情報から真実を探り出し、「レイ」という人物の正体を突き止めます。Googleマップやショート動画など、現代的なツールを駆使した手の込んだ謎に、終始夢中になって取り組みました。
続く第2週では、謎解きで得た気づきをもとに、実践的な「ファクトチェック」の学習に進みました。講演では、信頼性の高い情報源(一次情報)へのアクセス方法や、サイトの信用度の見分け方を具体的に解説してくださいました。特に、AI技術によってフェイク画像やフェイク動画が容易に作られる現代社会の状況に基づいて、日常生活で注意すべき点のアドバイスをいただきました。今回のプログラムを通して、生徒たちは自分たちが受け取る情報の真偽を考える習慣を身につけました。
生徒からは、「謎解きは初めてで、発見が面白かった」という声や、「SNSで本物と偽物の情報を見分ける力をつけたいと思った」、「世の中にはフェイクが溢れていることを知ったので、むやみに拡散しないこと、すべての情報を安易に信じず疑いを持つことを心がけたい」という力強い決意が聞こえて来ました。
この貴重な経験が、生徒たちがインターネット社会で賢く、そして安全に行動するための重要な視点を身につけるきっかけになったと感じています。
Classroom Adventureの皆さま、ありがとうございました。









