生徒の活動レポート

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ESCキャンプ2025が行われました 2025年09月05日

 8月20日〜22日、「English Science Creation (ESC) CAMP 2025」が実施されました。今年度のテーマは「音の科学と創造」。昨年度まで行っていた「The English Science Camp」に、今年度は新たにCreation(創造性)の要素を加え、進化したプログラムとして実施されました。
 English Science Creation (ESC) Campは、本校オリジナルの体験型プログラムです。英語を使いながら科学を学び、さらに創造的な表現へとつなげる活動を通して、普段の授業では得られない学びを実現します。
 今年度は「音の科学と創造」をテーマに、英語・科学・芸術を融合した3日間のプログラムを通して、生徒たちは音の世界を科学的に探求し、アートとして表現する学びに挑戦しました。

【DAY1】
 午前中は「音の科学」をテーマに、振動・周波数・共鳴などの基礎を英語で学び、糸電話を使った実験やワークシートを通して理解を深めました。午後には音楽制作アプリ「GarageBand」を活用し、サウンドクリエイター体験に挑戦。録音や編集の技術を実際に使いながら、オリジナルの音作りを体験しました。

【DAY2】
 山梨県清里市の自然に出かけ、フィールドワークを実施しました。生徒たちは普段の環境を飛び出し、実際に自然の音を聴き、プロの機材を使いながら自分たちで録音しました。小鳥のさえずり、水のせせらぎ、虫の声などを採取し、耳を澄ませて自然の音に集中。普段の生活では気づかない音に新鮮な驚きを感じながら、グループごとに自然のサウンドスケープを収集しました。その後、収集した音を編集し、オリジナルの1分間作品の作成に取り組みました。

【DAY3】
編集した作品を最終チェックした後、学校に戻り、最後に発表会を行いました。各班は1分間の音楽作品を紹介し、続いて3分間の日本語での振り返りと1分間の英語スピーチを発表しました。たくさんの工夫が見られた音楽作品やASMRなど、多様な表現が生まれ、仲間と協力して作り上げた成果を互いに披露し合う場となりました。

 今回のESC CAMPを通して、生徒たちは「音を科学で感じ、作品として表現する」学びを体験し、普段の授業とは異なる新しい視点を広げることができました。

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