高校生直木賞特別イベントに参加し、有名作家の方々と交流しました 2025年08月28日
8月24日(日)、文藝春秋本社で行われた高校生直木賞特別イベントに、国語文芸部が参加しました。
中高国語文芸部はここ数年にわたり、高校生直木賞大会に参加しています。全国の高校生たちが「高校生にオススメしたい今年の一冊」を議論する、本好きの生徒たちにはたまらない機会です。
今回はこの縁から、第12回高校生直木賞を受賞された月村了衛さん(『虚の伽藍』(新潮社))、デビュー10周年を迎え記念作品『天才望遠鏡』(文藝春秋)を今月上梓された額賀澪さんの講演と、高校生直木賞大会の発起人の一人でもある明治大学文学部教授の伊藤氏貴先生の著作権講座を拝聴しました。
月村さん、額賀さんからは、執筆のエピソードや編集者と作家の仕事など、多岐にわたるお話をいただきました。また、ご自身の学生時代のこともたくさんお話いただき、進路や将来を考える生徒たちは真剣に耳を傾けていました。
額賀さんからは「作家ほど学校の色々な勉強が役に立つ仕事はないので、勉強も頑張って」「いま好きなことや突き詰めたいことを大事に」と中高時代の日々の取り組みがいかに大切か伝えていただきました。
また月村さんは、「とにかくたくさん読むこと」「ひたすら読むこと」と何度も何度もお話しており、中高時代に読書によって世界を広げることの大切さを生徒たちは強く感じたようです。
「今回お話を聞いて、また違う視点で読めそうです。改めて読んでみます」「夏休みも残り少しだけど、また読みたい本が増えちゃいました」と、生徒たちも大変喜んでいました。お二人のメッセージは早速生徒たちの胸に刺さったようです。
最後には直筆サイン会と記念撮影も行われ、とても贅沢で貴重な機会に、生徒たちも大興奮の一日でした。9月のときわ祭では、高校生直木賞や本日のイベントの様子も展示予定です。
ご協力いただいた先生方、高校生直木賞実行委員会の皆様、そして文藝春秋社の皆様、本当にありがとうございました!