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【新校舎建設】未来の学び舎を共につくる — 新校舎建設に向けたワークショップを実施しました 2025年06月28日

未来の学び舎を共につくる — 新校舎建設に向けたワークショップを実施しました

 中高一貫教育の新たな拠点となる新校舎の建設に向け、建設を担う東急建設株式会社とコンストラクションマネジメントを務める明豊ファシリティワークス株式会とともに、生徒と教職員によるワークショップを開催しました。20名以上の申込があり、中には自身は卒業してしまいますが、後輩のために良い校舎を作りたい!と高校生の参加もありました。今回の取り組みは、単なる施設整備にとどまらず、「誰も見たことのない中高キャンパス」を目指すというコンセプトのもと、生徒の視点を反映した教育空間をともに考える貴重な機会となりました。

 このワークショップは、「ソーシャル・アントレプレナーシップ教育の実践」「主体的な活動に挑戦できるラーニングコモンズ」「多様な生徒の居場所の創出」といったテーマを軸に進められました。参加した生徒たちは、事前に用意された参考事例やイメージ写真などを活用しながら、グループごとに新校舎に必要な空間や機能についてディスカッションを行いました。

 「放課後に友人と語り合える居心地の良い空間」「試験前に集中して勉強できる静かなエリア」「探究学習やグループワークに活用できる柔軟な教室」など、生徒たちは日頃の学校生活に即したリアルなニーズをもとに、自分たちが「本当に使いたい」と思える空間を想像し、その活用シーンを「いつ・どのように」という視点で可視化していきました。

 各グループの発表では、生徒たちが代表となって意見をまとめ、写真や図を用いてわかりやすく説明しました。他のグループの発表を参考にしながら、自分たちの考えをさらに深めたり修正したりするなど、活発な相互交流が見られました。自由で率直な発想が飛び交うなかで、多様なアイデアが生まれ、それぞれの未来の学びの姿が鮮やかに描かれました。

 今回のワークショップは、生徒が学校づくりの当事者として関わることの意義を再認識させるものとなりました。学園では今後もこうした参加型プロセスを大切にし、2028年4月の新校舎供用開始に向け、全校をあげて準備を進めてまいります。

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