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高1 選択制修学旅行~台湾コース~ 2025年04月25日

 〜隣国で感じた世界と日本〜

 高校1年生(現高校2年生)が、3月21日から25日の5日間、台湾へ修学旅行に行きました。
 飛行機から降りて目に入ってきた台湾の景色に、生徒たちは目を輝かせていました!読めそうで読めないけれど、なんとなく日本の漢字から連想してわかる看板の文字や、初めて見る景色の中にある見たことのあるコンビニやお店など、いろいろなものを目にして日本との共通点や違いを感じて大興奮の様子でした。

【DAY1】
いざ台湾!

 台北松山空港に到着したその日に、有名なアニメ映画の舞台になったともいわれている九份へ行きました。ここで台湾ドルを初めて使う生徒も多かったようです。バスガイドさんにお勧めされたお茶やお菓子もお土産に購入していました。階段が多い景色や、少しレトロな街並みの雰囲気に生徒はみんなワクワクしていました。夕飯は円卓での台湾郷土料理を堪能しました。みんなで分け合っておいしく食べました。

【DAY2】
台湾の歴史と風土に接して

 2日目は故宮博物館と中正紀念堂を見学後、パイナップルケーキ作り体験を行いました。また士林夜市にも行きました。
 故宮博物館では、何千年も前の中国の秘宝の数々を見ることができました。ひとつずつガイドさんが解説してくださり、ただ見るだけではわからなかったことまで勉強することができました。
 中正紀念堂は台湾の歴史と文化を感じる場所で、特にその壮大な建築と美しい庭園が印象的でした。衛兵交代も見ることができ、歴史の学びもあったようです。
士林夜市は有名な食べ物や射的などのゲームも体験できました。先生も生徒に混ざって真剣勝負、夜まで大盛り上がりでした。ちょっと道に迷いそうになったり、見たことのない風景に戸惑ったり、という緊張感も勉強になったのではないかと思います。

【DAY3】
現地大学生との交流!

 B&Sプログラムの実施日です。現地の大学生が各班につき1人ずつ付き添い、生徒たちは現地のお兄さんお姉さんと会話しながら散策をしました。
 留学生に出会って出発するときは、生徒たちは皆緊張していましたが、夕方ホテルに戻ってきた時には、どの班も別れを惜しんでいました。
 電車の乗り方や有名なお店を聞いたり、台湾で流行していることや大学でどんなことを勉強しているかを教わったりと、たくさんのコミュニケーションをとることができたようです。新しい出会いと経験の大切さを感じてくれたのではないかと思います。

【DAY4】
台湾の空に想う

 4日目も予定が目白押しでした。まず総統府とニニ八和平公園に向かいました。ガイドが少人数のグループに1人付き、歴代の総統府や建物の説明を丁寧にしてくださいました。総統府が見守ってきた数々の歴史的瞬間を知ることで、台湾の政治と人々の闘いがより鮮明に心に刻まれたようです。
 また十份でのランタン上げを行いました。生徒たちは自分たちの願いをランタンに書いて空に飛ばしました。受験のこと、家族のこと、友達のこと、それぞれ素敵なお願いごとを書いていました。
 ランタンが空に飛ばされた後の環境問題について事前に調べている子もいましたので、観光とのバランスについて考えながら見学する生徒もいました。

【DAY5】
最終日!台湾大学へ!

 最終日の午前は台湾大学に見学に行きました。理系分野の研究も盛んで台湾で有名な大学の1つとなっています。台湾大学には本校の卒業生も入学しており、大学生活や就活のお話も聞くことができました。卒業生以外の台湾大学生もガイドとして同行してくださり、食堂や人気のキャンパススポットも見学できました。歴史ある校舎や美しい自然環境に、生徒たちも大学のイメージが膨らんでいたようです。

 修学旅行の前に、生徒たちは台湾の歴史や社会問題を調べて学んでいます。それでも、実際に現地へ行くことで授業を受けるだけでは気づけない文化や価値観を、肌で感じることができたのではないかと思います。

最後に、生徒の声を紹介します

★「中国語を勉強してみたいと思った。そして将来は台湾の大学の進学の選択肢に加えたいなと思った」
★「もっと留学生と話したかった。これからはいろいろな人に積極的にコミュニケーションをとっていこうと思った。」
★「日本と似ているところもたくさんあり、親日として授業で聞いていたが、その意味を体感できた気がした。もっと歴史について知りたくなった。」

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