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高1 選択制修学旅行~シンガポールコース~ 2025年04月21日

 〜世界にふれて、自分を広げた5日間〜

高校1年生(現高校2年生)が、3月21日から25日の5日間、シンガポールとマレーシアを訪れました。
知らなかった文化、歴史、価値観に出会いながら、生徒たちの心を少しずつ成長させてくれました。
“世界を自分の目で見る”——そんな体験が詰まった5日間をレポートします!

【DAY1】
ようこそ!世界が交わる国、シンガポールへ

 成田空港を出発して約7時間、まるで未来の都市のようなチャンギ国際空港に到着しました。
空港の中に緑があふれる空間が広がっており、またホテルに向かうバスから見える景色も新鮮そのもので、生徒たちも海外に来たという実感を持ちました。

【DAY2】
学んで、食べて、感じて。“シンガポールを知る”1日

 午前中は、シンガポール国立大学(NUS)で英語で講義を受けました。最初は緊張気味だった生徒たちも、事前に学んできた知識を思い出しながら、シンガポールと日本の教育の違いについて、真剣に考えていました。
 
 そしてお昼には、ホーカーセンターと呼ばれる現地の屋台街へ行きました。英語やジェスチャーを使いながら、自分で食べたいものを選んで注文するという、まさに“実践型”のランチタイムでした。熱気に包まれた中、インド系・中華系・マレー系…さまざまな文化が混ざり合ったシンガポール独特の食文化に触れ、食を通して多民族国家を体感するという貴重な経験となりました。

 午後は3つの施設をめぐるテーマ別学習に取り組みました。
• マリーナバラージ…水をどう管理し、未来に備えているのかを展示やデモンストレーションを見て学習。
• 国立博物館…シンガポールが経験してきた戦争や独立の歴史の学習。
• 都市開発庁(URA)ギャラリー…環境を守りながら街を発展させるというシンガポールの都市づくりを学習。

【DAY3】
あたたかさにふれて、心が動く日

 この日は国境を越えて、マレーシアへ。初めての陸路で国を超える体験に、生徒たちの表情も少し引き締まっていました。向かったのは、マレーシアの「プライ村」です。あたたかい笑顔と共に迎えてくださった村の方々は、伝統的な結婚式の再現を見せてくださり、数名の生徒も役として参加させていただきました。さらに各家庭に分かれての昼食では、ラマダン中にもかかわらず、手で食べるマレー料理をふるまっていただくなど、心のこもったおもてなしに触れることができました。
 夕方、再びシンガポールへ戻り、全員でマーライオンの前へ行き記念写真撮影を行いました。そして、夜にはガーデンズ・バイ・ザ・ベイでライトアップショーを鑑賞しました。幻想的な光と音に包まれながら、生徒たちは自然と空を見上げ、静かに感動を共有していました。

【DAY4】
現地大学生との交流!学びの集大成

 最終日は、B&Sプログラム(Brothers & Sisters Program)を通じて体験学習を行いました。現地の大学生が各班につき1人ずつ付き添い、生徒たちは現地のお兄さんお姉さんと会話しながらシンガポール市内を巡りました。「ここはどこ?」「どうやって行くの?」そんなやりとりさえも、学びの時間で、積極的に質問し、相手に伝わった時の喜びが、きっと自信へとつながったことでしょう。
 最後はチャンギ空港のJewelでお土産を選び帰路につきました。「帰りたくない!」という声も聞こえてくるほど、濃くて温かい時間を過ごしました。

世界にふれることで、自分の世界も広がっていく。
そんな教室の中だけでは出会えなかった本物の学びと実践を体験した5日間の旅でした。この経験が、生徒たちの未来を選ぶ力につながっていくことを願っています。

最後に、生徒の声を紹介します

★ マレーシアでは、各家庭で手料理のカレーを素手で頂きました。最初は戸惑いもありましたが、「手で食べることが相手のもてなしの気持ちを尊重することになる」と聞き、文化の違いを受け入れることの大切さに気づきました。
★ 2日目の夕食で、ホテルではなく街のお店でご飯をいただいたときに、隣の席の方々と仲良くなり、日本について話したり、シンガポールのことを教えてもらったりして、最後には一緒に写真を撮りました!日本では経験できないことだったので、とても新鮮で楽しかったです。
★ シンガポールは現地の方がとても優しくフレンドリーに接してくれて、たくさん思い出が出来ました!すごく楽しくていい青春の思い出になりました。
★ ホーカーセンターで英語で注文できた時、“通じた!”って感動しました。
★ 歴史の展示を見て、今ある平和は当たり前じゃないと感じました。
★ プライ村の人たちの優しさに、何度もありがとうって言いたくなりました。
★ もっと世界を知りたい、もっと英語を使ってみたいと思いました。

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