アプラ株式会社での企業見学を行いました。 2025年03月27日
本校キャリア教育部では、アントレプレナーシップ教育の一環で、企業見学に取り組んでいます。3月12日、実践女子学園の社会連携推進室を通して紹介を受け、株式会社アプラの創業者であり代表取締役社長の新妻さんから、イノベーションについてお話を聞く機会をいただきました。本校からは、起業やビジネスに興味がある高校1年生7名が参加しました。
今回お邪魔した株式会社アプラの社屋はいくつかあるオフィスのうち、渋谷区の神宮前にあるとても素敵なオフィスでした。そこで直接、代表取締役の新妻さんからお話を聞くことができました。新妻さんはたいへんフレンドリーな方で、高校生でも分かりやすく、新妻さんがどのような経緯で現在の事業を成功に導いていったのか説明してくださいました。
株式会社アプラさんは、音楽や声優の世界でのプロデュース・プログラムを行っているスタートアップです。その着目の素晴らしいところは、プロを目指すに限らず、趣味での活動などそれぞれの活動のカタチを実現するためのプロデュース・プログラムの運営を行っていることです。そこで見事にニーズを喚起することができたために、ビジネスは順調に軌道に乗りました。新妻さんはこの起業の経緯をとても分かりやすくお話ししてくださいました。特に印象に残った言葉は「社会や企業の課題を解決することに事業の目的を置くのではなく、企業としてありたい姿(ロマン)を実現できることに目的を置くことを大切にしてきた」という言葉です。0→1に徹底的にこだわり、世の中にまだない新しい社会価値を創り出すことこそがベンチャー企業の存在意義と捉え、課題解決型ではないため世間からの理解が得られにくい中で挑戦をし続けた先にイノベーションが実現する、ということをわかりやすく説明していただきました。
その後、生徒から様々な質問が投げかけられ、新妻さんには丁寧に答えていただきました。
Cさん
アプラ社の新妻社長の話を聞いて特に印象に残ったことは、挑戦してみなきゃわからないからとりあえず挑戦してみるということです。私は新しいことをして失敗したときのリスクを考えてしまいなかなか一歩を踏み出せないのですが、結局やってみなきゃ何もわからないというのを聞いて確かにそうだと思いました。また、「興味のあるものを見つけられない場合はどうしたらいいですか」という質問に答えてくださったときも、興味のあるものを無理やり見つけようと思ったら見つからないけど、いろんなものに挑戦したり新しい場所や、普段話さない人と会話してみるという経験をするといいとおっしゃっていたので私も挑戦してみようかなと思いました。実際に社長さんとお話しさせていただけたことで得られたことがあると思うのでまた参加したいです。