生徒の活動レポート

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中学 実践かるた姫大会が行われました。 2025年02月10日

 1月25日(土)、「第6回実践かるた姫大会」が開催されました。

 本校では、年始最初の登校日に中学生全員が参加する「かるた大会」が伝統的な行事となっていますが、この「かるた姫大会」は、かるた大会の各学年上位3名のみが参加できる、クイーン戦です。
 日本文化実習室で、散らし取り形式の真剣勝負を行います。本校では国語科の授業のなかで百人一首を学んでいますが、和装着付部の生徒たちが袴を着付けてくれるこの大会は、生徒たちにとってあこがれの大会でもあります。

 生徒たちの力で作り上げている点が、この大会の一番の魅力です。中学生徒会の生徒が企画や司会進行、集計などを取り仕切ります。鮮やかな袴の着付けは和装着付部の部員たちが担当します。和装は、自分で着るよりも他の方に着せる(他装)方が何倍も難しいものです。この日のために袴の着付けを練習した部員たちが、頑張ってくれました。読み手はかるた部の部員たち。緊張しながらも本格的に読みあげ、一層厳かな雰囲気で大会が行われました。

 各学年の精鋭が集う大会であるため、当然ながら上の句が少し読まれただけで、札をバシッ!と取る音が響きます。参加した生徒たちの静かな闘志で、会場は研ぎ澄まされた静寂に包まれていました。大会の最後は、校長の湯浅から、生徒たちの努力や実行力を讃える言葉がありました。

 かるた大会、そして実践かるた姫大会と、初春にふさわしい大会となりました。校租・下田歌子は、和歌の名手として広く知られています。実践生として、これからも歌に親しみ、心を豊かにして学校生活を送ってもらいたいと思います。

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