中3「出前授業」(企業の方による特別授業)が行われました! 2024年12月23日
【第一部】
この時間は講堂で3人の方に講義をしていただきました。まず、1人目の方にはNTTドコモについて、紹介していただきました。生徒たちにとっては携帯電話のイメージが強かったようですが、それ以外の事業もたくさん行っていることを知り、一口に「会社」といっても様々な取り組みをしていることがわかったようです。また、一つの商品を作り上げるために、どのような人がどのくらい携わり、どのように開発されているのかを説明していただきました。その中で、企業名や商品で就職を考えるのではなく、「開発」「マーケティング」「販売」など、仕事の内容や自分自身の特性・興味を考えたうえで選ぶことが大切だとお話しいただきました。
2人目の方は、アンコンシャスバイアス(無意識の思い込み)に惑わされないような本質を見抜く目を養うことが大事であるという話をしていただきました。
3人目の方はまとめとして、勉強や出会いと挑戦の大切さを話していただき「今日までの全ての経験が明日の自分の力になるチャンスになる」という力強い言葉を頂戴しました。また、人間関係をより良くし成功するためには、マナーを知ることや常に笑顔でいることの必要性も話していただきました。
【第二部】
2時間目は、4つの会場にわかれて、その中で5~6人の小グループを形成しシュミレーションワークショップを行いました。
会社の新規プロジェクトで、「みんなが驚き、幸せになれるようなサービス」を立ちあげるとしたら、各グループでどんなアイディアを出すか、を考えていきます。「お風呂に入った後、すぐに体を乾かせるような機械をつくる」「文字を書くことをサポートできる器具の開発」など、生徒達は自由にユニークな発想を発表し合いました。
ワークショップ後半では、新規プロジェクトに必要な人材について考えていきました。このワークを通して、自分では普通だと思っていたことが他者からは期待される力だったり、強みであったりすることに生徒達は気がついたようです。「多様な価値観や力を持った人達のチームの方が、創造性にあふれ、よりよいサービスを生み出すことができる。ぜひたくさんのことを経験するチャンスをつかんで、これからの生活を送ってもらいたい」と講師の先生からメッセージをいただきました。