生徒の活動レポート

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日本文化実習室の畳が新調されました。 2024年12月19日

 本校の礼法の授業や茶道部の活動で使用している「日本文化実習室」。
 この度、本校の卒業生で、同窓会組織である実践桜会の理事も務めてくださっている方のご厚意により、畳を張り替えることができました。
 ご自身でも茶道(表千家)を学ばれる中で、学校で表千家の茶道を部活動に取り入れているところは少ないので、ぜひ応援したいと、ありがたいお申し出をいただいたものです。
 希少な国産(熊本県)井草を用い、茶道表千家で正式とされる濃紺の畳縁となりました。外にも井草の香りが漂い、青々とした畳表は壮観です。

 さっそく、定期試験後には茶道部の集中稽古が行われました。新たな畳の優しい香りと、柔らかな畳表に、「良い香りだね」と生徒たちも大喜びです。
 高校生のお濃茶のお稽古では、畳の良い香りに包まれてお茶をいただきながら、本格的なお稽古に打ち込むことができました。
 また、年内最後のお稽古ということもあり、お飾りも12月の仕様です。「先(まず)は今年無事 目出度(めでた)く千秋楽」大徳寺の桂堂和尚の筆の軸、椿のお花はふっくらと膨らんだ「大神楽」です。新しい畳と特別なお飾りで、来る春への期待と、今年の無事を喜ぶ気持ちでいっぱいの、すてきなお茶室となりました。

 この度は、茶道部並びに日本文化実習室へのご厚情を賜り、ありがとうございました。
 新年の初釜の様子も、楽しみになさっていてください。

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