教育実習が行われました。 2024年10月23日
9月2日から9月21日までの約3週間、卒業生でもある8名の実習生で教育実習をさせていただきました。実習生を代表してご挨拶させていただきます。
まずはこのような形で、教育実習生として母校に帰ってくることができたこと、とても嬉しく思っております。改めて、私たち実習生を受け入れてくださりありがとうございました。
教育実習が始まって最初の頃は、母校に帰って来た懐かしさや安心感が大きかったです。自分が生徒だった時に教わっていた先生方の授業を見学させていただき、懐かしさを感じ、あの頃に戻ったような気持ちになりました。しかし、教壇実習日が近づくにつれて、緊張感が増しました。初めて生徒の前で50分間一人で授業を行うというのは楽しみでもあり、正直とても緊張しました。ですが緊張している暇はありません。生徒にとっては1人の先生です。控室を出るときに実習生同士で「行ってきます!」「頑張って!」と言い合い、少しでも緊張感を減らしてから出発しました。実際に授業をしてみると、生徒たちがワクワクした顔で聞いてくれていて、また、たくさん発言もしてくれて少し緊張が和らぎました。
授業をやってみるとやっぱり課題は山積みです。放課後の先生との振り返り時間では、たくさんのことをご指導いただきました。どうすればもっとうまく授業を進められたのか、生徒が退屈しない授業にするにはどうしたら良いのかなど、授業の内容はもちろんのこと、話し方や生徒とのコミュニケーションについてなど細かい部分まで丁寧に教えていただきました。そして私たちは、1つ授業が終わるとすぐに次の授業づくりに取り掛かりました。
実践と修正を繰り返し、授業や生徒と向き合いながら毎日たくさんのことを学びました。そうして、毎日各々の課題を少しでもクリアしようと奮闘する日々は終わり、あっという間に3週間の実習期間が終了しました。それぞれ3週間楽しいことや辛いことたくさんありましたが、いざ終わってみると、たくさん関わった生徒や先生方、一緒に頑張った8人の実習生との毎日が終わることが寂しく感じました。また、毎日とても大変でしたが実習生一同最後には「楽しかった!」と感じていました。
改めて私たちが充実した3週間を過ごせたのは、生徒のみなさん、先生方のおかげです。この教育実習で学んだことを今後社会で働くうえで活かしてまいります。3週間ありがとうございました。