「The Science English Camp」を実施しました。 2024年09月06日
夏休みの8月19日(月)から21日(水)の3日間、中学生対象に「The Science English Camp」が行われました。
今年で 3年目となるThe Science English Campは、ネイティブ教員の指導のもと、毎年異なるテーマに基づいたアクティビティを英語で行う本校オリジナルのプログラムです。
2024年のテーマは「宇宙」。
初日は、ネイティブ教員から宇宙に関する講義を英語で受講しました。午後は「バルーンカー」作りにチャレンジ!風船、ダンボール、ペットボトル、ストローなどが置かれた部屋で、チームに分かれ、設計からバルーンカーを作製しました。何もヒントのない中で、どうやったら安定して長く走ることができるのか、チームで話し合い、試行錯誤を繰り返していました。最後の走行発表会は教員チームも加わり、大いに盛り上がりました。
2日目は場所をつくばに移し、JAXAや地質標本館、サイエンス・スクエアつくばなどの研究施設を見学し、現在行われている研究についてのお話を伺いました。JAXAでは本物と同じ材料でできた実物大のロケットを見て、生徒たちは驚きの声をあげていました。
最終日は、筑波大学の施設をお借りし、 3日間でのまとめを英語で行う活動発表会を行いました。筑波大学の大学院生もお招きし、講評をしていただき、生徒たちにとってとても良い機会となりました。
今回のプログラムを通じて、生徒たちは科学が自分たちの生活に密接に関わっていることを感じ、理科や科学にさらに興味を持ったようでした。また、ネイティブの先生と一緒に活動しながら、自然と英語が飛び交う濃密な環境の中での学びとなりました。
キャンプに参加した生徒の声をお届けします
なぜキャンプに参加しようと思ったのですか
まだ知られていないことがたくさんある宇宙に、とても魅力を感じたからです。日本の大きな企業も宇宙事業に力を入れているので興味深いと思いました。
実際に参加してみてどんなことを思いましたか
サイエンススクエアで開発されているものを見て、私も開発してみたいなと思いました。私たちが今、不便なく生活できているのも、いろいろな物を開発してくれる人がいるからなのだと思いました。そういう仕事に就くのも楽しそうだと考えました。進路については、まだ考え中で、文系にいくか、理系に行くかも決めていませんが、このキャンプで理系が楽しそうだと思いました。これからも積極的に参加をすることで、たくさん学び、決めていきたいと思います。