生徒の活動レポート

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ユネスコ委員会主催「実践環境会議」が行われました。 2024年07月06日

 6月15日(土)の1限の時間に実践環境会議が開かれました。
 実践環境会議とは、ユネスコ委員会主催で実施している実践生全員で地球環境について「知り」「考え」「行動する」会議です。今年度のテーマは「土地の回復、砂漠化、干ばつに対するレジリエンス(強靭性)」でした。本校では気候変動問題について考えました。
 高校生は講堂で、中学生はZoomで各教室から参加しました。前半には、気候変動の現状についての発表が行われた後、フリージャーナリストの池上彰氏から実践環境会議に向けたメッセージ動画を試聴しました。
 後半は、ペットボトルの問題点についての発表、環境問題意識調査の結果発表や、ユネスコ委員によるディスカッションが行われました。

 池上彰氏が6月2日に Jissen Global Wayに参加するために実践に来校された際に、実践生へメッセージをいただいたのでご紹介します。

池上彰氏より 実践生に向けてのメッセージ

みなさんこんにちは。池上彰です。
今、本当に暑い日が続いていますよね。毎年、毎年、どんどん暑くなっていく。このままだったら一体
どうなるんだろう、と思うんですよね。
でも一方、私ぐらいのおじいちゃん世代にしてみればですね、あと数年生き延びればいいや、みた
いな無責任なことを思っているんですよ。
でもそれだと、日本の未来、世界の未来はないんですね。
あなたがた一人一人、若いうちから様々な気候変動対策に取り組みをする、あるいは君たちの力で
世の中を動かしていく、おじいちゃんたちを動かしていく、そういうパワーがあってこそ、君たちの未来が保障されるんだ。
ぜひその決意を持って、取り組んでください。応援しています。

池上彰氏が参加したJissen Global Wayの記事はこちらから。

最後に、ユネスコ委員会副委員長より今回の実践環境WEEKの感想が届いたので紹介します。

ユネスコ委員会副委員長より

私は今回、ユネスコ委員会副委員長として実践環境会議に参加しました。
実践環境ウィークや環境会議で初めて経験することが多く正直大変なことばかりでしたが、委員のみんなと話し合いながら発表の内容を決めたり、またそれを中高全員の前で発表したり、全てとてもいい経験になりました。
委員会の活動を通じて環境のことについて考え、気候変動対策に取り組むようになったのはもちろんですが、私は委員会を通じて自主性と行動力を身につけられたと思います。
私は元々自分から動くタイプではなかったですが、ユネスコ委員会に所属してからいろんな企画を提案したり、それを実現するために自分から動くようになりました。
ユネスコ委員会の活動は大変なことが多いですが,その分大きな達成感を得られます。これからもユネスコ委員会一同頑張ります!

 現在は10月の「世界食料デー」に向けて、イベントの企画が動き出しています。ユネスコスクールとしての本校の取り組みを、今後もぜひ注目してください。

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