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本校生徒が高校模擬国連のニューヨーク国際大会に参加しました。 2024年06月13日

 2024年4月26日(金)~28日(日)に行われた高校模擬国連ニューヨーク大会に本校生徒2名が参加しました。「模擬国連」とは、中高生が各国の大使になりきり、その国の立場にたち国際問題について議論する会議のことです。本校生徒2名が全日本高校模擬国連大会で優秀賞を獲得し、今回行われた高校模擬国連の国際大会に、日本代表4チームの1チームとして参加しました。

 生徒たちは日本人女性初の国連事務次長である中満泉氏や国連日本政府代表部の山中大使を表敬訪問しお話をうかがったほか、普段は各国の国連大使が座る、国連本部の総会ホールでの開会式に参加しました。また、各会場に分かれての会議では、UNDP(国連開発計画)のアメリカ大使として、議論に参加しました。
 引率したグローバル教育部のキンブル教諭から、メッセージをもらいましたので紹介します。

キンブル教諭より

 普段、私が生徒たちの成功を実感するのは生徒たちが卒業し、自分の進路を決めるときです。しかし今回は2人の生徒の国際大会への参加という形で、その成功を在学中に感じることができました。
 大会では、母国語ではない英語でネイティブ・スピーカーと討論し、懸命に戦う2人の姿をみました。英語の瞬発力が足りず、もどかしい思いをしたと思いますが、彼女たちはその場で最も実力があったと信じています。
 今回の経験から感じたことは2つあります。1つ目は多くの生徒たちが、人生のある時点で「英語の壁」に直面するということです。生徒の皆さんには、その時が来たときに壁を乗り越えられるよう、今のうちから努力を重ねてほしいです。
 2つ目は、立ちはだかった壁は決して消えることがないということです。1度目にその壁を乗り越えられなかったとしても、また乗り越えるための別のチャンスがきっとあります。2人が海外で活躍したり、いろいろな国の人と協働したりする日は近いでしょう。この経験が壁を乗り越えるだけでなく、その壁を打ち砕く原動力となることを願っています。

 すべての生徒たちが、彼女たちの後に続いて挑戦することを願っています。失敗しながら成長し、自分の可能性をとことん追求してほしいです。それこそが、私たち教師が最も望んでいることなのです。

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