ユネスコ委員会「実践環境WEEK」が始まりました。 2024年06月12日
実践女子学園中学校高等学校は、2022年11月に「ユネスコスクール」に認定されました。ユネスコスクールとはユネスコの理念を学校現場で実践するための国際的な学校ネットワークです。これから、ネットワークの一員として、生徒の「心の中に平和のとりでを築く」ことを目標に、地球規模の問題の解決に取り組んでいきます。学校全体で国際デーを記念するイベントも行います。
6月5日は国際デーのひとつ「世界環境デー」でした。世界環境デーとは、環境保全について考える国際的な記念日です。今年度のテーマは「土地の回復、砂漠化、干ばつに対するレジリエンス(強靭性)」でした。本校では気候変動問題について考えます。
6月10日から中学生用は職員室前に、高校生用は下駄箱前にエコツリーが飾られました。これは、葉っぱの付箋に「これからの環境のために一人ひとりができる事」を書いて、木の絵に貼る取り組みです。実践環境WEEKを終えるときに、生徒の想いが詰まった葉が青々と生い茂ることを期待しています。
実施したイベントは他にもあります。6月12日の放課後に、ユネスコ委員会とグローバル研究部共催による「ディベート大会」が行われました。テーマは「気候変動」でした。中学2年生から高校2年生まで多くの生徒が参加しました。参加した生徒たちは、賛成・反対の立場に分かれて熱い議論を戦わせました。
最後にユネスコ委員会 委員長からの全校生徒に向けて発表したメッセージをお届けします。自分達の力でよりよい社会を作るためにはどうすればいいか、考えるきっかけにしてもらえたらいいなと思います。
今後、6月15日に行う実践環境会議の様子をご紹介するので、レポートを楽しみにしていてください。
委員長からのメッセージ
6月10日(月)より6月15日(土)までJissen環境Weekです。今年のスローガンは、「地球と生きよう Know! Think! Action!」です。実践生が、地球環境について「知り」、「考え」、「行動する」期間です。
6月10日の朝には中高オンライン合同朝礼を行いました。オンライン朝礼では、ユネスコ委員が気候変動による問題について、現状ではパリ協定の1.5度目標を超えそうなことについて、また、環境のために私たちができることについて発表しました。
また、ユネスコ委員会作成のニュースレターも全校に配布しました。国連事務総長のメッセージや池上彰さんからのメッセージ、ヴィーガンのメリット、ファストファションの問題、プラスチック問題、私たちができることをまとめています。
ユネスコ委員会のアクションが全校生徒を引っ張っています!
全校生徒の皆さんも環境のために、一歩を踏み出してアクションしましょう!
個人の力は微力だけど、無力じゃない!みんなが集まれば大きな力になる!