生徒の活動レポート

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高1 選択制修学旅行~沖縄コース~ 2024年04月22日

 今回は2024年3月に実施した沖縄コースの活動報告と参加した生徒の声をお届けします。

【1日目 美ら海水族館】

 世界最大級のジンベイザメやマンタ、その他沖縄の様々な海の生物を観察することができました。想像を超えるジンベイザメの大きさに生徒からは歓声があがっていました。

【2日目 ブセナ海中公園・リーフトレイル・座喜味城遺跡・万座毛】

 ブセナ海中公園では、底の部分がガラスになっているボートに乗り、海を泳ぐたくさんの魚やサンゴなどを見ることができました。未来デザインの事前学習では沖縄のサンゴについて調べている人も多かったため、熱心に観察している姿が印象的でした。
 残波岬では、リーフトレイルといって海に膝下までつかって生き物を観察しました。ナマコやヒトデなどを見つけ、手で触れてみることもできました。また、観光名所でもある座喜味城遺跡や万座毛にも行きました。この日はお天気に恵まれ、どの場所も海が本当に美しかったです。

【3・4日目 おきなわ世界塾プログラム・班別行動】

 3日目は2つのコースに分かれておきなわ世界塾プログラムに参加し、沖縄の文化について理解を深めました。多文化共生コースでは、フィールドワークとしてコザの町を散策したり、地元の人へインタビューをしたりして多文化について考えを深めました。伝統文化コースでは、沖縄の伝統楽器である三線について説明を受け、自分が大切にしているものは何か、その大切なものを残していくにはどうすればいいかを考えました。

 さらに、3日目は民泊をしました。地元のご家庭に家族の一員として迎えていただき、沖縄の生活を肌で感じとることができたようです。海に連れていっていただいたり、おそろいのアクセサリーなどのクラフトを作ったりと、それぞれに沢山の思い出を作ることができました。
 また、4日目は班別にタクシー研修を行い、自分たちで考えたルートを自由に回りました。

【5日目 県立平和祈念公園・ひめゆり平和祈念資料館】

 沖縄県立平和祈念公園は、沖縄から平和の波を広げるという考えのもと、平和への願いを込めて作られた場所です。沖縄戦についての証言がたくさん展示されており、それらを熱心に読んでいる姿が印象的でした。特にひめゆり平和祈念資料館では、同じくらいの年齢の少女たちが負傷兵の看護にあたっていて、感情移入した人も多かったようです。平和について深く考えさせられる一日となりました。

 修学旅行沖縄コースでは、沖縄の自然、文化、平和学習など多面的に沖縄という土地を捉え、理解を深められたのではないかと思います。

生徒の声

■沖縄世界塾プログラムの多文化共生コースで様々な人達にお話を聞いて、コザの街にはたくさんの人種の人たちがいて、その人達が生活や仕組みで困っていることや不便に思っていることは沖縄に限った話ではないと思いました。また、沖縄は自然豊かな土地でこれからもその自然を守っていくべきだと思いました。
■戦争について、より具体的な写真などを資料館で見られたので、当時の生活状況がどのようなものだったかや人々がどのように亡くなったかが明確で印象に残りました。
■民泊の時の夕飯のタコライスがおいしかった!
■初めての民泊でリアルな話を身近で聞けて沖縄での文化や暮らし方を学ぶことが出来た。
■リーフトレイルでたくさんの海の生き物を見られて触れて楽しかったです。民泊では民家さんに沖縄のことをたくさん教えてもらい、色々なところに連れていってもらい、ネットにない現地の人の声を聴けて学びがたくさんありました。班のみんなでホテルで話したこともたくさんの思い出です。

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