ネットリテラシー講座を開講しました 2024年04月10日
4月9日、高1と中2を対象に、「ネットリテラシー講座」を行いました。学校生活に慣れてきた中2では、SNSなどのインターネット上のトラブルが多くなります。今回の講演会は、学校生活に慣れてきた中2にとっては、インターネットの使い方や日頃の生活を改めて見直す良い機会となります。また、昨日入学式を終え義務教育ではなくなった高1も、これからの自律した高校生活に向けて、講演を拝聴しました。
この日はインターネット事業も専門に行う企業の方にお越しいただきました。 デジタルタトゥーやSNSを通じて無意識のうちに加害者・被害者になってしまうこと、また、デジタル情報の複雑さについて、お話いただきました。実際の例やニュースをたくさん挙げていただいたので、生徒たちも理解しやすく「うんうん」とうなずきながら、メモを取っていました。 さらに、ネット依存についても学ぶことができました。「ちょっとくらい」が続くことで、自分をコントロールできなくなってしまうことも、思春期の生徒たちによくあることです。時間の使い方をチェックし、自分で作ったルールや対策を実行し、振り返ることの大切さを学びました。学級担任も、フォーサイト手帳やwebシステム上などで積極的に関わり、生活習慣や学習成果を見守っています。生徒たちには、この講演を通じて得た知識も含めて、より一層自己管理に活かしてほしいと思います。
「ネットは怖い」という話だけでなく、その解決方法や可能性についても学ぶことが出来ました。世界と簡単につながることができるインターネットには、無限の可能性があります。うまく付き合っていけば、これからの世代の若者の大きな武器になるものです。
新学期が始まりましたが、無限の可能性と希望ある将来に向けて、正しい知識や姿勢を身につけてほしいと思います。