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クエストカップ2024でグランプリを受賞しました! 2024年03月02日

 クエストエデュケーションの集大成ともいえる「クエストカップ2024」が、2月24日(土)、25日(日)の2日間にわたり明治大学中野キャンパスにて開催されました。

 クエストエデュケーションは、実在の企業からのミッションに対し、チームでアイデアを考えプレゼンを行う探究学習プログラムで、全国約410校8万5000人の中高生が取り組んでいます。

 本校でも、高校1、2年生の情報の授業の中で全員が取り組み、去年の11月のクラス内発表、12月に企業エントリー、1月の校内選考を経て、本校から2チーム(「sirius」チーム(ニフコ)と「Emu」チーム(富士製薬工業))が全国大会に参加しました。

 5年ぶりのオフライン開催となる今年度は、5部門8プログラムが設けられ、過去最高を更新する36都道府県410校6099チームの応募があり、各部門での審査の結果、167校305チームが全国大会に出場しました。

 2日間の白熱した大会の結果、初日のファーストステージで「sirius」チームが企業賞、「Emu」チームが準企業賞を獲得しました。そして2日目のセカンドステージに進んだ「sirius」チームが見事グランプリ(全国一位)を受賞し、大変にすばらしい快挙となりました!!
緊張する様子も見られたなか、日頃の成果を遺憾なく発揮してくれたことを頼もしく思います。
おめでとうございます!!
 

出場したsiriusのメンバーからの声が届きましたので紹介します。

siriusの声

クエストエデュケーションに取り組んでよかったこと・大変だったことを教えてください。

・チーム全員に個性があり、得意不得意がある中、それぞれの力を生かし、とても良いバランスのチームができたと思います。一緒に取り組んでいくうちに、新しい発見や驚きがあり、みんなのことをより知ることができて良かったです。
・やると決めたらとことん追究するメンバーだったので完成するまでに多くの時間がかかりました。でも今思うと、全ての時間がかけがえのない時間で、経験することができて本当によかったです。1つのことに全力で取り組めて、皆と協力して作り上げることのできるこの瞬間は何にも代え難いものだと改めて気づきました。
・いつもは楽しく話せる友達なのに、考えが合わない、何を考えているのかわからないということを経験しました。自分の意見を示しつつ、みんなの意見を取り入れながらどうやったら大人の世代の方にも伝わるのか想像しながらやることがとても大変でした。

当日のためにどのような準備をしたかを教えてください。

・発表のために主に2つのことを準備しました。1つは原稿やパワーポイントなどの発表の骨組みを何度も推敲することです、質疑応答の原稿も準備し、当日大会でその一部が聞かれた時は、とても自信を持って答えることができました。2つ目は商品を実際に3Dプリンターで作ったことです。こちらも準備に時間がなく不安でしたが、それぞれが役割分担していたおかげで完成することができ、審査員の方にも評価していただけて頑張ってよかったと思いました。
・発表で使うための試作品を作りました。3Dモデルを一から始めて、3Dプリンターで生成し、色付けまで行いました。さらに自分たちがイメージしている商品に近づけるために「匂いをつける」など細部までこだわりました。

全国大会に出場した感想を聞かせてください。

・全国というだけあって、レベルの高い発表が本当に多くて緊張しました。でも、そういう時でもいかに今まで自分たちのやってきたことに自信を持つことが大切だとよくわかりました。リーダーの「勝ちにきてるから」の一言で、メンバーの雰囲気が変わり、心のつっかえが取れて楽しもう!と思えるようになりました。実際に楽しく、密度の濃い時間を過ごせたと思っています。
・全国大会当日は、レベルの高いプレゼンを多く見れて勉強になったのと同時に、企業の方とたくさんお話しできたので良い経験になりました。関わっていただいた全ての方のためにもグランプリを取りたかったので、受賞した時には思わず涙が出ました。
・全国大会では、今まで見たことのないプレゼンの技術の高さや話し方、伝え方の工夫を体験しました。とても感銘を受け、今後の活動に参考にしたいと思いました。

この経験を通して成長したこと、感じたことを教えてください。

・今回の経験を通して、自分が何が得意で何が苦手なのか発見できました。
・今まで全国大会に出場することも全国1位を目指したこともありませんでした。ですが、今回このメンバー6人で1つの目標だけを目標に半年間走り続けることができ、そして1位を頂けたことは、やり続ければ目標を達成できるということを自分自身で証明できたと感じます。この経験を忘れずに今後の活動に活かしていきたいと思います。
・普段、グループで何かを成し遂げるということがあまりなかったので、仲間と協力することの素晴らしさを知りました。
・プレゼンテーション能力の向上だと思います。自分たちの今伝えたいことは何なのか、どうやったらそれが伝わるのか、原稿一つ一つの言葉に自分たちの思いをのせて、相手の心に届く発表を心がけ、試行錯誤をした半年間でした。
・6人それぞれの長所と短所を生かす発表、準備ができました。6人という比較的多い人数のグループであったので、各々の苦手なことを他の人が補い、得意なことを精一杯やってことで今回の結果につながったと実感しています。みんなありがとう。本当にみんなのおかげです。

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