生徒の活動レポート

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高校生による「スピーチコンテスト」が行われました。 2024年02月20日

 高校1年生・2年生が参加するスピーチコンテストが、2月19日(月)の3・4時間目に本校桜講堂で開催されました。今年で38回目を迎えた本コンテストは、この時期の恒例イベントと言えます。今年は16人の参加者が各々のテーマでスピーチを行いました。

 スピーチのテーマは、自らの経験や好きなもの、社会問題、哲学的な内容など様々です。また、登壇者は大きな身振り手振りや声の抑揚を意識するなど、とても工夫してスピーチしていたので、聴衆を巻き込み、会場が熱気に包まれた良い空間となりました。

 審査員は今年も実践女子大学から3人の先生をお招きしました。この中の1人の方が審査員の感想を述べる場面で非常に印象的なことを述べられていましたので、ご紹介します。

 「不公平だ。実に不公平だ。君たちはとても楽しみ盛り上がっている。それなのに私はその盛り上がりに加わることなく、真剣に審査しなければならない。不公平だ。このような素敵な場に呼んでいただきありがとう。」

 このコンテストの雰囲気は、登壇者や聴衆はもちろん、スピーチコンテスト実行委員の生徒の入念な準備が作りだしたものです。実行委員の生徒なしではコンテストの成功はなかったでしょう。来年のコンテストも今から楽しみです。

 最後に、コンテスト優勝者のコメントを紹介したいと思います。

優勝者からのコメント

 昨年は、3位でとても悔しい思いをしました。今年はスピーチテーマを決めるところから時間をかけ、原稿の内容もどのようにすれば聴き手に伝わるか工夫しました。また事前にネイティブの先生に相談し、原稿の表現であったり、発音やアクセントといった話し方、ジェスチャーなどのアドバイスを受けました。直前の日曜日には何時間も練習しました。
 私はスピーチコンテストを通じて、言葉を使って人に想いを伝えることの素晴らしさに気付きました。そして将来の目標もできました。来年以降出場する後輩には、アクセント・抑揚を工夫することや、気持ちを言葉に乗せて伝えることで伝わる楽しさを感じてほしいです。

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