生徒の活動レポート

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教員が救急救命講習を受けました。 2023年06月05日

 6月2日(金)、外部より講師の方をお招きして、教員が救急救命講習を受けました。
 講習は心肺蘇生法とAEDの使用法説明、そして、それらの実践練習が行われました。まずは心肺蘇生ですが、手順は大まかに1~5になります。最初は周囲の安全の確認。次に肩をたたいての反応確認。3番目は周囲に助けを呼び、来た方に指示を与える。4番目は呼吸の確認。そして最後は胸骨圧迫。胸骨圧迫は脳に血流を送ることが目的で、そのために「強く、早く、絶え間なく」行うことがポイントということです。「強く」は胸骨下半分を、手を組んで5センチくらい押す。「早く」は1分間に100~120回を行う。「絶え間なく」はAEDや救急隊が来るまでは極力続ける。それらを講師の先生の助言を受けながら練習用の人形を使い学んでいきました。

 次に、AEDですが、基本的にAEDは音声ガイダンスに従って進めるようになっています。そのため、手順がわからなくなるようなことはないようです。ただし、多くの人が勘違いをしていることとして、「AEDは心肺停止時に使う」ということがあるそうです。AEDは心肺停止時でなく、心房細動状態の時に使用するものだそうです。そのため「除細動器」という言い方もします。ちなみに心肺停止時は心肺蘇生法になります。

 学校は生徒はもちろん、教職員、保護者やその他の来校者など様々な人が出入りする場所です。もちろん何もなければよいのですが、何かあった時のために教職員も対応できるように努力していますので、生徒、来校者の皆様には安心して来ていただきたく思います。

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