「第51回東京私立中学高等学校 生徒写真・美術展」において朝日新聞社賞を受賞しました! 2023年11月19日
11月18日(土)から東京都美術館で開催されている「東京私立中学高等学校生徒写真・美術展」に、中高美術部の生徒8名の作品が出品されています。
この展覧会は、東京都内の私立中学・高校の生徒たちが授業や部活動などで制作した作品が集められています。
今年度は中学の部で奨励賞1点、高校の部で朝日新聞社賞1点を受賞しました。
下記の日程で展示されますので、どうぞご高覧ください!
朝日新聞社賞 受賞者インタビュー
Q. 作品のコンセプトを教えてください。
この作品を描き始める前に今まで自分が幾度か描いてきた建物を描こうと決めていました。最初は西洋の大聖堂を描こうとしましたが銀山温泉の資料を見た際にこの木材の感じをペンで描きたい!という風に感じました。
温泉街ということで暖かさを感じる暖色系の作品にしました。
Q. 大変だったところと、注目して欲しいところを教えてください。
この建物で使用されている木材の繊維の感じを細かくペンで表現することで日本の建物っぽさを出せた気がします。
下書きの際に建物なので空間を重視して奥行きを出したり立体感を出すのが難しかったです。
暗めで暖色系の作品なので、仕上げに点灯のハイライトを白にしてその周りを黄色で塗ることで作品が全体的に明るくなってより本物っぽく仕上げることができたと思います。
Q. 受賞した感想を教えてください。
嬉しいです!昨年の経験を活かして、今年度は大きく、細かい作品に挑戦しようと考えていました。また、今まで描いた中で一番時間がかかった作品なので色々な方に見てもらいたいです。