超速報!模擬国連大会NYへ! 2023年11月13日
第17回全⽇本⾼校模擬国連⼤会が11⽉11⽇(⼟)、12⽇(⽇)の2⽇間に渡り、国連⼤学本部の会議場で⾏われ、本校から出場したチームがNYで行われる世界大会への切符を手にしました!
模擬国連とは、学生が各国の大使になりきり、実際の国連の会議を模擬する活動です。各大使は、準備として、担当国や議題についてリサーチを行い、政策を立案します。会議では自国の政策をもとにそれぞれの国益を考慮しながらも、国際社会としての問題解決に貢献するために、演説や交渉を行います。内容も迫力も、本物の国連会議さながら。本校も、「グローバル研究会」のメンバーが主体的に参加し、実績を積んできました。
今回の全日本大会では、予選会「第28回国連気候変動枠組条約締約国会議」で優秀な成績を納めた84チームが全国から集まりました。
本⼤会では、42チームずつ2つの会議場に分け、「ロシアの侵略に起因するウクライナの⼈権状況」を議題に熱い議論を戦わせました。本校からはAチーム(⾼2&高1) が韓国⼤使として、 Bチーム(⾼2&⾼1)がカザフスタン⼤使として参加しました。
会議は、本物の国連会議同様、国同士の駆け引きや、プレゼンが行われました。生徒たちは、1日目の活動を終えるとすぐに反省し、2日目にどのようなアプローチをすべきか、寸暇を惜しんで再考していました。会議中は教員のアドバイスを受けることができないため、あらゆる質問や議論に対応できるよう準備しつつ、社会問題に対する自分たちの信念を改めて確認したそうです。
2日間の白熱した議論の結果、なんと本校Bチーム(カザフスタン大使)がA議場の優秀賞をいただき、来年4月に開催されるニューヨーク世界大会に参加します!この世界大会に出場できるのは、上位4チームのみで、大変すばらしい快挙となりました!
世界大会の会場は、国連本部です。いまから楽しみで仕方ありません!実践女子学園・渋谷・東京・日本、そして今度は世界へ。活躍の舞台は、どんどん大きくなります。
本校の校歌の歌詞「にほへ やしまのそとまでも」は、「日本の外でも、輝きなさい」という下田先生の理念です。この言葉を胸に、日本の女子高校生として頑張ってきてくださいね!
今後の活動にもご期待ください。
Q 今大会で「得たもの」はありますか?
[高2]私は、模擬国連の活動を始めたのは、みんなより遅かったのですが、どうやったらうまく伝えられるか、を追究できたと思っています。諦めなければ「できる!」ということも体験しました。
[高1]ほかの学校の生徒と関わることが初めてだったので、「できるかな」という不安でいっぱいだったのですが、活動を通して「やればできる!」と思えました。燃えました!先輩と一緒に活動して、やり方やポイントも学ばせていただきました。これからも見習っていけたらなと思います。
Q 今大会で大変だったことは?
[高2] 開催時期が試験や模試もあり厳しかったので、夜まで頑張って準備しました…!
[高1] 自分たちで行うリサーチは、「ここまででいいだろう」という自分のゴールがありましたが、それ以上にやるべきことがたくさんありました。だからこそ自分たちでも一生懸命準備し、覚えられるくらい、練習も頑張りました。
Q 4月のNY世界大会に向けてひとことお願いします!
[高1] 4月まで、まだ技術の向上を目指します!NYに行くのははじめてなので緊張しますが、まずは「話すこと」。とにかく自分が話して場を仕切れるくらい、頑張っていきたいです!
[高2] 日本語だと言えるけど、英語だとすぐに出てこないこともあります。まだまだ英語を使う能力を向上させたいです。私は初めての海外体験になるのですが、この機会に色々な場所も見学できるそうなので、楽しみつつ、感謝の気持ちも持ちながら、行きたいと思います!