生徒の活動レポート

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ゴールドコースト海外研修 2023年08月27日

 8/2〜8/12の期間、中学3年生の希望者22名がオーストラリア、ゴールドコーストでの研修に参加しました。10泊11日の期間、オーストラリアの自然味溢れる文化に触れながら、ホストファミリーやスクールバディと過ごす時間はかけがえのないものになりました。

 オーストラリア到着直後、研修1日目はとにかく盛りだくさんでした。まずはビーチに立ち寄り、その海の透明度の高さに驚きました。次に、カランビン ワイルドライフ サンクチュアリに立ち寄りました。日本の一般的な「動物園」とは異なり、広大な敷地の中で100種類以上の動物たちを自然環境に近い状態で、保護することを目的としている施設です。生徒たちはコアラを抱えて写真撮影をしました。我々が訪れたクイーンズランド州ではコアラに触れることが許されています。その後もカンガルーへの餌やりなど、オーストラリアならではの珍しい動物と触れ合いました。

 午後はいよいよ現地校訪問、ホストファミリーとの対面です。到着した学校でオリエンテーションを受けた後、ホストファミリーが学校まで迎えに来てくれました。対面前は緊張や長旅による疲労の色も見られましたが、実際に対面して安心したのかそのような表情も一気に吹っ飛び、安堵の表情浮かべていました。それから、生徒たちはそれぞれの家庭に向かい、時間を過ごしました。

 2日目以降は、ホストの家と学校で時間を過ごしました。学校ではスクールバディとも対面し、同じ授業に参加し、プロジェクト等に取り組む中で、徐々に距離が縮まっていきました。また、実践生向けの特別レッスンでは、間近でオーストラリアの動物たちに触れる機会がありました。その中でも全長5 mを超えるようなヘビや、ワニなどは迫力満点でした。少々怯えながらも、滅多にない貴重な機会に生徒たちも大満足の様子でした。
 ホストファミリーと過ごした週末は、各家庭で様々な思い出を作ったようです。ショッピングを一緒に楽しんだり、日本食を振る舞ったりと、お互いの文化を共有し合えた時間になったことと思います。

 プロジェクト最後のスクールバディとの共同プレゼンテーションでは、オーストラリアと日本の違いについて、様々なトピックで発表を行いました。生徒の1日の過ごし方、観光地など身近なものから進路や教育といった少々高度なトピックまでを取り扱いました。オーストラリアの生徒たちのプレゼン力の高さに圧倒されつつも、このプロジェクトを通じてお互いの国の話を共有していく中でバディとの間の絆も深まっていきました。
 お別れの際には抱擁を交わし、お互いに泣き出してしまう光景も見られました。

 現地校での研修を終えた後は、ゴールドコーストで最後の二日間を過ごしました。40km以上続くビーチはまさに圧巻でした。現地で働く日本人女性へのインタビューでは、両替所、サーフショップ、不動産屋さんを巡り、オーストラリアで働くことに関してや、働き始めたきっかけなどを学ぶことができました。

 研修期間中大きな事故や病気もなく帰国することができました。この11日間の経験を今後の学習や進路選択に生かして欲しいと思います。

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