有志グループ「Play Shibuya」の優秀賞受賞後のインタビュー。 2023年05月20日
活動のきっかけは?
きっかけは情報科の先生のご紹介で個人的にQWSに見に来て、「こういうのやりたい!」って思いました。
様々な[問い]を追い求める人たちがたくさん集まっている場所で、とてもキラキラして見えました。
今回の問い(JKがファッションを学ぶと世界はどう変わる?)のきっかけは?
みんなで色々な問いを付箋で書き出しました。「高校生だからこそできる問い」とか、「女子高生の私達だからこそやる意味のある問い」を考えました。制服がある女子高生とファッションは、一見縁遠く感じるかもしれませんが、だからこそ、いろいろな意見や視点を考えてみたかったんです。みんな制服が可愛くて好き!そこに、新たな視点を生み出したかったのです。
活動の中で難しいと感じたことはありますか?
プロジェクトを通して、企業の方にヒアリングしたり、実際に伺ってお話を聞いたりしました。その中で、「ファッションを学ぶ」と一口に言っても、「いわゆる自分らしさの探究という意味で自分らしさを見つけるツールとして発信する」のか、それとも「TPOについて」をやるのか、または「社会に出た時と学生の時の環境ギャップ」なのか…。企業の方には、「どれを訴えたいのかってわからない」と厳しいお言葉を頂戴したこともありました。そこで大きな衝撃を受けて、議論を重ねた結果、「自分らしさの探究」なのかなと至りました。
どんどん輪が広がって、ほかの企業の方に「何かあったら一緒にやってあげるよ」と優しく温かく声をかけていただきました。企業の方々と情報交換しながら、30以上のすごい企業の方々にご協力いただいたんです。
今回ステージに立っていかがでしたか?
達成感がすごいです。実は、メンバーの中でも結構ぶつかりました。どこかで甘く考えていた部分もあったのだと思います。それに気がついたのは、企業の方に本気で指摘していただいたとき。私たちの話を聞いてくださったある方が、ホワイトボードにすごい量のスケジュールやコストを書かれたんです。何日に実行するから、何月何日までにアポをとって、準備時間はこのくらいかかって…と。アポの取り方は、ここは窓口が間違っている、と指摘をたくさんいただきました。そこで、実際に何かを生み出すってこんなに難しいことなんだと感じました。そして、「本当にこのプロジェクトをやるなら、日本を変えるぐらいの大ごとだよ」って言われて。ご指摘に圧倒されながらも、自分たちの甘さに気づかされましたし、これは頑張らないといけないと、思い直しました。
今回の経験から学んだこと、将来に活かしたいことを教えてください。
自信につながりました。自分から世界を広げていけるということがわかりましたし、すごい人脈になりました。自分の行動次第で、こんなにすごい世界になるんだって思いました。
こういうコミュニケーションの仕方があるんだって学ぶ場にもなったし、どうやったらプロジェクトが良い方向に向かって行くのか、考えるきっかけになりました。やっぱりお互いがお互いを気遣って、相手の意見を尊重することをしないと、主張がぶつかり合ってしまいました。だから、これからも相手を思いやりたいと思います。
楽しかった。本当にとにかく楽しかったです!緊張もしたけど、とにかく楽しかった!