生徒の活動レポート

　実践女子学園では、冬休み中に本校教員による多くの講座が開かれました。今回は中学1年生を対象に行われた「fractions」を紹介します。この講座は、「英語で計算を説明できるようになる」ことが目的の2日間の講座で、今回は「分数」がテーマでした。
　授業はネイティブ教員と数学科教員のコラボレーションで行われました。基本的な用語を確認したあとは、練習問題でさっそく実践していきます。「分母」「分子」など、日本語では当たり前の表現も、英語で使うのは一苦労です。それでも、さすが頭の柔らかい中学生、さまざまな問題を練習するうちに、自然と英語で表現できるようになっていきました。

　講座の最後には、参加者一人ひとりが先生役となり、オリジナルの計算問題について説明しました。このころになると、生徒役の生徒からも、自然に英語で答えが出てきます。また、同じような分数の問題でも説明の仕方が違うため、お互いの発表を聴くことも大変勉強になります。いままで当たり前に思っていることを、英語を使って捉えなおすことも、この講座の大きな目的なのです。

　新しい年を迎えて、実践女子の生徒たちはクラブに勉強にと、自分の目標や夢に向かって充実した時間を過ごしています。今回の講座のように、積極的に自ら学び、飛躍した一年になることを願います。