生徒の活動レポート

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実践女子大学「知られざる佐藤春夫の軌跡—不滅の光芒—」を見学しました。 2022年10月27日

 9月26日から10月15日にかけて、「知られざる佐藤春夫の軌跡—不滅の光芒—」展が実践女子大学渋谷キャンパスで開催され、本校の高校生や国語文芸部の生徒たちが見学しました。
 実践女子大学は、幅広い人脈に恵まれた近代作家・佐藤春夫の旧蔵資料の調査を進めてまいりました。佐藤春夫生誕130周年にあたる2022年8月には、新宮市立佐藤春夫記念館との間に連携協定を結び、展示や研究を通じてきた協力関係をさらに発展させていくこととなりました。今回は、これを記念して、佐藤家寄託の秘蔵資料を中心とする展覧会を実施。近代文豪の以外な一面を知ることができる、貴重な機会となりました。

 佐藤春夫には全く接点のない生徒がほとんどでしたが、春夫の生涯や作品の丁寧な展示で、作家の生きざまや文学が表現するものについて思いをはせたようです。「佐藤春夫は知らなかったが、作品を読んでみたくなった」という感想が多くありました。また、戦争従軍体験や疎開先での生活についての展示もあり、生徒は、作家本人と戦争との関連を普段意識することがないため、珍しいと感じた子もいたようです。
 芥川龍之介や太宰治については教科書や日々の読書でなじみがあるので、書簡などの展示を興味深そうに見ていました。特に太宰の手紙は現代人でも読みやすい言葉で書かれているため、がんばって全文読んだ生徒が多かったです。

生徒たちの感想

○戦争中にも原稿を書いていたことで当時の情景が今となってもわかる、ということを知り、佐藤春夫がいまだにたくさんの人に愛され親しまれている理由がわかりました。また、もっとたくさん彼の作品を学んでみたいと興味を持つことができました。展示会という貴重な体験ができ、様々なことを学ぶことができました。

○佐藤春夫は太宰や芥川・谷崎ら有名な文豪から書簡を送られており、多くの人から信頼されていたのだと感じました。太宰の書簡は、彼がどれだけ芥川賞に執着していたのかがわかったものの、あの書き様には驚きました。佐藤はこの書簡にどんな返事をしたのか気になります…!

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