芸術鑑賞会が行われました。 2022年10月19日
10月14日(金)、芸術鑑賞会が行われました。
芸術鑑賞会では毎年、ミュージカルや雅楽、クラシック音楽、jazz、能楽など異なるジャンルを鑑賞しています。今年は東京バレエ団によるマカロワ版「ラ・バヤデール」を鑑賞するため、上野の東京文化会館へ行きました。
中学生にとっては対面での芸術鑑賞会は初めてです。開演前から、学校では味わえない空間にそわそわしつつも、会場の厳かな雰囲気に自然と背筋がピンとなりました。舞台前方にあるオーケストラピットからは開演前から生演奏が聞こえ、多くの生徒がのぞきこんでいました。
今回は全三幕、約2時間の演目でした。第一幕から息を飲む展開と美しい舞台演出に、生徒たちは作品の世界へとひきこまれていきました。第二幕の「影の王国」での一糸乱れぬ群舞の踊りにも圧倒されていました。第三幕のドラマティックな結末には、あっと驚いた生徒もいたようです。そして、カーテンコールで生徒たちは、自分たちの感動を精一杯拍手で伝えていました。
東京バレエ団の皆様、素晴らしい演目をありがとうございました。
「感性表現教育」は実践女子学園での学びの柱の一つです。今回の芸術鑑賞会でも、本物に出会い、豊かな感性を磨く機会になりました。
生徒の感想
私は今回初めて、本格的なバレエを鑑賞しました。演技をしている方たちの衣装がきらびやかでどれも美しく、特に踊り子役の方や王女役の方の衣装に目を奪われました。動いても静止していても、キラキラと輝いていて素敵だなと思いました。
一人ひとりの演技にとても迫力がありました。また、軽やかに演技しているときは床までリズミカルに飛び跳ねているよな、不思議な感覚になりました。セリフが無いにも関わらず、オーケストラの生演奏と一緒に演技している部分や一人ひとりの動きが揃っている部分、そして、踊らずに舞台でいるときは少しも動くことなくポーズをとっている演者の方々に、すごいなと始終驚いていました。
このような、貴重な経験をさせて頂き充実した芸術鑑賞となりました。