生徒の活動レポート

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中3「未来デザイン」の授業をご紹介します。 2022年10月04日

 中学3年生の総合的な探究の時間「未来デザイン」の授業では、現在、8種類の授業が開講されています。生徒たちは自分の興味・関心に合わせて授業を選択し、1年間かけて全6回の授業を3ターム受講します。

開講科目

「身の回りの異文化を発見しよう!」(英語科教諭)
「データからわかることを考えよう」(数学科教諭)
「ドラマをつくろう!〜あしたにつづく、私たちの物語〜」(国語科教諭)
「プラスチックと私」(理科教諭)
「世界遺産から見えるもの」(社会科教諭)
「アート思考とデザイン思考」(美術科教諭)
「フードロス」(家庭科教諭)
「競技スポーツを生涯スポーツへ(バレーボール)」(体育科教諭)

 9月15日(木)の授業で、1ターム目が終了しました。
 生徒たちの感想や授業の様子を一部ご紹介します。

データからわかることを考えよう!

 「絶滅危惧種は増えているのか」「キャッシュレス決済は増えているのか」などのテーマにそって、データを調べていきました。生徒たちはパソコンを使ってグラフを作成したり、どのような表し方をすると情報をより効果的に伝えられるかを検証したりしました。最終日は、調査テーマの分析結果を発表するとともに、自分たちの調べたデータと別のデータを比較することで、違った結果が出てくることも学びました。

 今後の授業でも、ニュースや新聞で報道されているイメージが本当にその通りなのか、グラフや数値の扱い方を通して学んでいきます。

競技スポーツを生涯スポーツへ(バレーボール)

 この授業では、通常のバレーボールのルールを、高齢者向け・小学生向けに自分たちで変化させていきます。頭で考えるだけではなく、実際に体を動かしながら、創り上げていきます。生涯スポーツについて理解を深めるとともに、他者の視点から考えることや、「平等」「公平」について考えることを目的としています。
「最初はバレーボールをするだけだと思っていたのですが、高齢者の立場になって、難しいことや大変なことを考えてみると、たくさん改善点が見つけることができました。グループ活動でうまくいかないこともあったけれど、全員で協力して、わかりやすい発表ができたと思います。スポーツなどでもパラリンピックのように、障害の程度によってグループ分けがされているのも公平性なんだなと思いました。年齢や性別に関係なく全ての人が楽しめるルールを考えられるようになったと思います。(生徒感想)」

 今回紹介しきれなかった開講科目についても、随時ご紹介していきます!

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