生徒の活動レポート

　2月25日(金)、高校2年生の創作ダンス発表会が行われました。
　創作ダンス発表会は、本校の「感性表現教育」の一環として行われています。仲間と心を通わせ、自分たちの身体や音楽を通して表現すること、そして仲間のダンスを見て想いを感じることは、豊かな感性・情操を育みます。本来であれば高校1年生も先輩たちの発表を見て多くのことを学びますが、感染症対策のため、今年度も高校2年生のみの鑑賞となりました。
　今年度は長く続いたオンライン期間もあり、例年のような練習ができない中での準備となりました。それでも生徒たちは、休み時間にオンラインで打ち合わせをしたり、お互いに動画を送りあったりして、コミュニケーションをとっていたようです。そのかいあって本番では、一糸乱れぬ迫力のあるダンスを披露することができました。各チーム様々なテーマで創作し、表情豊かに、指先や姿勢にも気を配って作品を仕上げました。
　そして、この発表会で大きな力となったのは、やはり実行委員たちの力です。発表会は、司会・照明・音響などが、すべて生徒たちの手で行われます。コロナ禍で委員会も満足に開けませんでしたが、対面授業に戻された今週は、毎日休み時間も削って打ち合わせやリハーサルを行っていました。本当によく頑張ったと思います。
　発表会が終了した瞬間、実行委員長は一言、「あっという間だった～！」と言葉にしました。それほど、全身全霊で臨んでいたということでしょう。大変な準備だったかと思いますが、縁の下の力持ち達のおかげで、今年も素晴らしい発表会となりました。