中3学年を対象にGlobal Villageが開催されました。 2021年12月23日
12月21日（火）から冬休み最初の３日間、中学3年生を対象にGlobal Villageが開催されました。さまざまな国の留学生とアクティビティやワークショップを行う異文化交流プログラムです。生徒たちは「英語が苦手なので大丈夫かな」「外国人の方々とコミュニケーションをとれるのかな」など、始まる前は緊張や不安が大きかったようですが、いざ始まると自分たちの知識や英語力で積極的に参加していました。
講堂でのオープニングセレモニーのあと、プログラムのルールを確認しました。「Don’t be shy!」「Speak in English!」「Mistakes are OK!」「Leave no one behind!」の4つです。このルールを体にしみこませ、積極的にチャレンジしてみよう！といった明るい雰囲気や笑顔に包まれたところで、各クラス・チームに分かれて活動を開始しました。生徒たちは講堂から教室に移動し、留学生と挨拶、自己紹介を行ったあと、チームごとにオリジナルの旗づくりをするなど熱心に取り組んでいました。
2日目は、「渋谷の街に出て、ユニバーサルデザインを探そう」というテーマをメインに行いました。普段通学で利用している渋谷も留学生の視点を取り入れることで自分たちでは気がつかなかった新たな発見があったようです。学校に戻り、歩いた場所や見つけたデザインを振り返っていました。教室からは楽しそうなやりとりや活気が伝わってきました。
最終日は、2日目に見つけた渋谷のユニバーサルデザインについてパワーポイントを使い英語で発表しました。生徒たちは午後のクラス発表にむけて、昼食の時間も準備や練習をしていました。初日に英語を使うことに不安そうな顔をしていた生徒たちも、パワーポイントに動画を入れたり、ニュースキャスター風にインタビュー形式の発表にしてみたり、また、聞いている皆にたくさん呼びかけてみたりと、それぞれに工夫をこらした立派な発表となりました。何より、失敗を恐れず自分なりに頑張って英語を活用してみようとする姿勢が強く現れていました。最後は留学生の皆さんに「3日間ありがとうございました！」とお礼を言い、別れを惜しみながらも笑顔で終えることができました。
3日間という短い期間ではありましたが、教員も感心するほど生徒たちは多くのことを学び、成長してくれました。今回の体験で、何か一つでも生徒たちの心に響くものがあればいいなと思います。
