中3「未来デザイン」11月・12月の授業を紹介します。 2021年12月20日
中3「未来デザイン」の授業は毎週木曜日の6時間目に行われており、学年の6クラスを2クラスずつにわけ、「国際・異文化理解」「環境」「社会・経済」の3テーマに分かれて学習を進めています。11月は学習の第2タームに入っており、今回は「社会・経済」の授業についてご紹介します。
「社会・経済」の授業では、商品を購入したりサービスを受けたりするときにお金を払うなど、私たちが日々行っている「消費」について焦点をあて、授業を進めています。私たちの生活にあふれている「モノ」や「サービス」がどのような過程を経て作られているのかを知り、自分で考え選択し、消費していけるようになることがテーマです。7回の授業のうち、最終的には4・5人のグループにわかれ、個別に異なるテーマを調べたのち、グループ内で発表します。自分とは違った意見や発表を聞くことで、問題の大枠を把握していき、より広い視点でテーマについて考える機会にしてもらいたいです。
未来デザインの授業では、明確な答えは出てきません。答えがないことは、生徒にとって苦しい部分があるかもしれません。しかし、答えの出ない難しさを感じながらも問題について調べたり、友達と意見交換をしたりと積み重ねていくことで、考える力が身についていることに少しでも自信を持ち、一歩ずつ踏み出してもらいたいと思っています。