高1「未来デザイン」10月の授業を紹介します。 2021年10月21日
高1の後期「未来デザイン」の授業では、集大成となる修学旅行の事前学習として平和について考えています。未来デザインの授業の特徴は物事を「自分ごと」としてとらえることであり、今回の平和学習においてもその点を大事にしています。
10月20日(水)の授業は、「なぜ、戦争がおきてしまったのか。民衆の責任を考える。」というテーマで行いました。「自分が戦時中に暮らしていたら」「いま世界にある戦争のリスク」「日本を取り巻く国際状況」といった視点で考え、最後は戦争をおこさないために現在、そして未来の「自分自身ができること」を考えていきました。この授業には、戦争を遠い過去のこととして学ぶのではなく、自分自身の意志で平和を守っていってほしいという願いがこめられています。
生徒たちが考えた「自分自身ができること」の一部を紹介します。
「戦争は身の回りの小さなことが積み重なっておこってしまうことだと痛感した。争いが起きた時は一歩引いてみる。」
「戦争を経験された方がいるうちに様々なお話を聞き、次世代に伝え続ける。」
「相手の意見をきちんと理解していきたい。」
生徒たちが「自分ごと」としてとらえたことを、日ごろの学校生活の中で実践していってくれることを期待します。