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【夏休み中の活動レポート】AECキャンプが行われました 2021年08月31日

夏休みの8月25日(水)から27日(金)の3日間、中学生が「AECキャンプ」にチャレンジしました。

AECキャンプ(Advanced English Camp)とは、夏休みに本校の箱根の寮でネイティブ教員や留学生と交流しながら様々なプログラムにチャレンジするグローバル教育の1つです。今年度は感染症対策のため宿泊はせず、校内で3日間、時間を短縮して行いました。

今年度は「STEAM project」として、校内の草木(ドクダミ、花梨)タマネギの皮で草木染めを行い、その布でティシュケースを作成しました。そして、製作工程を動画で撮影し、CMを作り、後日、テッシュケースを販売し、売り上げを寄付するというプロジェクトです。

STEAM教育とは科学・技術・工学・芸術・数学という、理数教育に想像性教育を加えた教育のことです。今回は美術科・家庭科の教員とともに、英語科やネイティブ教員も一緒に行うことで、科学×芸術×グローバル教育を実現させました。

朝早くに集合した生徒たちは軍手を渡され、プロムナードに向かい、草木染めに利用するドクダミや花梨を自分たちで採集しました。タマネギの皮は各家庭や教員が持ち寄り、集まった材料です。それらを家庭科室で煮て、それぞれの煮汁に白い布を浸していきました。さらに煮汁の中にミョウバンなどを加えることで、一瞬で鮮やかな黄色やピンク・グレーに変色しました。生徒たちは「おお~!」「なんで?」と興奮した様子でした。
こうして自然や科学を感じながら染色し終えた布を、今度は縫製していきます。一緒に作業しているネイティブの先生には、生徒が英語でミシンの使い方を説明していました。初めてのティッシュケース作りでしたが段々と慣れていき、カラフルなティッシュケースを作成することができました。
生徒たちは、製作する過程で科学や芸術・自然を感じ、自分たちが作ったものを販売することで「自分と社会がつながっている」ことを体感することができました。また、ネイティブの先生と一緒に作業しながら、自然と英語が飛び交う濃密な環境の中での学びとなりました。

このプロジェクトのつづきは今後もお知らせしていきます。

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