高一「未来デザイン」の授業を紹介します 2021年05月27日
5月26日(水)、高一学年で未来デザインの授業が行われました。
高一の未来デザインの授業では、スマートフォンを取り巻く現状を知り、消費者としての責任について考えること、グローバル経済の仕組みを理解し、自分にとって関わりある問題として考えられるようになることを目的としています。
今日の授業では、生徒たちによるロールプレイやディスカッションを中心に行われました。スマートフォン工場で働く従業員が、一方的な労働環境や仕事内容に反発して改善を求めるストライキが起こったという設定のもと、従業員やメーカー担当者、スマホ消費者など、様々な立場から問題を考える時間がもうけられました。
生徒たちはグループにわかれて、教員から配られた役割カード(スマホ製造に関わるそれぞれの立場、また、その立場がスマホ製造やストライキをどのように考えているかを書いたカード)を一人一枚ひき、役割の説明をしたり演じたりしたあと、そこに生じる齟齬や問題点をディスカッションしました。
授業が終わったあとには教員に質問に行く生徒がいたり、「明確な答えのある問いと違い、難しい」と感想を述べる生徒がいたりと、それぞれのペースでこの授業を理解している様子が見受けられました。
生徒たちがこれからどのように考えを深めていくのか、引き続きお届けしていきます。