生徒の活動レポート

思いかえすと、3年前の皆さんは本当に小さくて、まだまだ「制服に着られている」状態でしたね。

きっと、実践での3年間は本当に濃くて、刺激にあふれた毎日であったと思います。
初めての礼法や文化実習は、まだ不安を抱えていた皆さんの心を鍛えてくれた授業でしたね。
運動会は、学年があがるごとに、ハッスルしていきました。
合唱コンクールやクラブ活動では、友達と衝突したこともありました。
移動教室では、友達との関係を深め、学校や下田先生への理解を深めました。
そして新たに始まった未来デザインの授業での皆さんは、どんどん「自分で」考え、仲間にそれを伝える楽しさと難しさを学んでいました。

今年は残念ながら、多くの行事が中止や縮小になりました。 本来作るはずだった思い出も経験も、減ってしまったかもしれません。
それでも、秋に行えたメイポールダンスは特別なものでした。 紅白リボンと一緒に、皆さんの中３としての思いと、皆さんが大事にしてくれた実践の伝統も一緒に編みこむことができたのではないでしょうか。
今日のどのクラスでも「このクラスでよかった！」ふと聞こえたことが、何よりの証拠だと思います。

今日、皆さんは立派に「制服を着こなしていた」と思います。3年間で、ステキな「実践生」になりました！

4月からは高校生。
今度は臙脂色から黒色のネクタイに結び替えます。
これからも、実践生としてもう一回りも二回りも、大きくなってくださいね。