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実践女子学園×品川女子学院で、渋谷の未来の働き方を提案するアイデアソンを行いました 2020年02月26日

 女子高生の目線から東京・渋谷にふさわしい未来のオフィスの働き方を提案する「実践女子×品川女子アイデアソン」が1月26日(日)、実践女子大学の渋谷キャンパスで行われました。実践女子学園中学校高等学校(渋谷区)と私立品川女子学院中等部・高等部(品川区)の生徒が混成チームをつくり、渋谷のワークスタイルモデルの構築に挑戦。与えられた最初の課題への適合度や実現可能性の高さなどを競い合いました。

 アイデアソンは、アイデアとマラソンを組み合わせた造語です。米国発祥のイベントで、モノづくりを狙うハッカソンにもまして、考えたアイデアの優劣に評価の力点が置かれています。今回は、渋谷のフィールドワークに取り組んだ実践女子と、未来のオフィスのあり方について調べた品川女子が初めてコラボ。互いの調査結果を素材として持ち寄り、「渋谷の特徴である高低差を活かした新たなワークスタイルの提案」という大学生・社会人も戸惑う難解なテーマの課題解決に取り組みました。

 この日のアイデアソンには、実践女子の中3~高2の11人、品川女子の中3~高1の8人が参加しました。1チーム3~4人の5チームに分かれ、①生徒が生徒を教える課金制のアプリの開発②外国人が日本文化を学べるスペースや大人の仕事場、学生のワークショップ、クッキングセミナーを併設した外観が前衛的な30階建て複合ビルの建設③中高生のアルバイト禁止を受け、学校のそばや地域で生徒が起業できるスペースを開設-などのアイデアの具体化を検討。出会ったばかりの即席チームというハンデを乗り越えて約3時間、各チームがアイデアの検討に没頭しました。

 1位の優劣を決めかねたという理由で2チームがグランプリを分けました。それぞれ100年後にはこうあってほしい、20年後には実現している、などの評価にちなみ「100年後賞」と「20年後」を創設。100年後賞には、仕事場は家で行い、会社には仲間に会うために来るという逆転の発想でグランプリを獲得しました。また20年後賞には、渋谷の地下空間を広げて巨大なリラックス空間を創設。温泉施設も備えた大人のテーマパークをつくり、休みながら働く未来志向の働き方改革を提案しました。

 審査は、メンバー全員が副業を行っていることで話題の株式会社uni'que(ユニック)CEOで、最近は「アート思考」についての著書も出された若宮和男さん、イベントプラットフォームを運営するPeatix Japan(ピーティックス・ジャパン)株式会社でさまざまなコミュニティづくりを仕掛けるシニアマネージャー、宮田真智さんが担当しました。審査員によると、どれもそれぞれ良さがあるなかで、20年後賞のアイデアは「休息をとりながら働いていく場のデザインとしておもしろい」、100年後賞のアイデアは「高校生で働くということがまだピンと来ないということが多い中で、そこまで発想が飛んで行った、という経緯がよかった」などと評価されました。

 参加した生徒からは、「正味6時間近く初対面の人と一緒に研究するのは疲れた」(実践A・高)、「自分の企画したことを実現するプロセスは、経験してみたかった。また、他校の人と話し合いながら進める機会はなかなかないので良かった」(実践B・高一)などの感想が聞かれました。