ビブリオバトルが行われました 2019年02月12日
図書委員長の声
ビブリオバトルとはどのような会なのか教えてください。
ビブリオバトルでは、バトラーと呼ばれる発表者たちが皆におすすめしたいと思う本の魅力を順番に紹介します。参加者全員でその発表に関するディスカッションを行った後、一番読みたくなった本に投票し、最多票を集めたものを「チャンプ本」に決定します。
委員会ではどのような準備をしたのかを教えてください。
読書週間の一環として、本の楽しさを味わってもらいたいとビブリオバトルを企画しました。これまでは図書委員がバトラーを担当してきましたが、より活気のある会にしたいという思いで、今回は一般生徒にも募集をかけました。たくさんの人に足を運んでもらえるように、宣伝のポスターを作成したり、クラスに呼びかけを行うなどの準備をしてきました。
当日、印象に残ったことを教えてください。
バトラーが本の魅力をわかりやすく伝えようとする姿や、それを聞いている参加者がバトラーの発表に相槌を打っている様子が印象に残っています。今回は立候補してくれた生徒と先生に本を紹介していただきましたが、ひとりひとり個性溢れる発表で本当に楽しかったです。
運営してみて学んだことを教えてください。
私は図書委員長としてビブリオバトルの運営に携わり、司会を担当しました。委員ひとりひとりが協力してくれたことに加え、当日も臨機応変に動いてくれたおかげでスムーズに進めることができました。同輩をはじめ、後輩、先輩方に支えられて大成功したと思います。この会を通して、協力することの大切さ、支えてもらうことの有難さを学びました。
「チャンプ本」のバトラーの声
ビブリオバトルに参加しようと思った理由を教えてください。
司書の先生にすすめられて面白そうだと思い、挑戦しました。人前で話すのが苦手で抵抗はありましたが、2人で行ってもよいということだったので、思いきって参加することを決めました。
おすすめした本とその本を選んだ理由を教えてください。
辻村深月さんの『かがみの孤城』です。2人とも今まで読んだ中で一番面白い本だと感じ、みんなにも絶対読んでほしいと思ったからです。同じ年代の子どもたちのお話で、共感できる部分がたくさんあります。また、伏線がちりばめられていて、それが最後に全てつながり、予想を裏切られます。