かるた大会が行われました 2019年01月18日
冬休み明け初日の1月10日(木)に、毎年中学校ではかるた大会を行っています。かるた大会では、「百人一首かるた」でかるた取りを行います。「かるた大会」という遊びの要素を通して、日本の古い言葉に接し、五七五七七の音数律感じ、生徒たちのそれぞれの心に共鳴する体験をしてほしいという願いのもと、かるた大会は続いてきました。
かるた大会実行委員会は秋から開かれ、各クラスのかるた委員は大会の準備とともに、クラスメイトたちが歌をより深く理解できるように、学習スケジュールを作ったり、学習用プリントを作ったりしてきました。実行委員長の声が届きました。
かるた大会実行委員長の声
かるた大会はどのような会ですか。
百人一首を朝学習の時間、長期休みを使って覚えます。そして、各学年の各クラスの出席番号順ごとに分かれてグループを作り、かるた大会を行います。
実行委員会ではどのような準備しましたか。
大会で使う全部のかるたが百首あるかを確認したり、会場の設営をしたりしました。また、各クラスで朝学習の時間や国語の時間を使い、かるた取りの練習を実行委員が中心となって行いました。
実行委員長として学んだことを教えてください。
人と協力する大切さと人に教える時の説明の仕方を学びました。実行委員同士でクラスでの活動を報告し合い、良いところをお互いに取り入れました。私のクラスの場合はゴロ合わせを皆で考えました。
好きな一首とその理由を教えてください。
天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に いでし月かも
聞いたときに、きれいな歌だと思いました。また、意味を調べてみると、「故郷に帰れない」という辛い歌だったので、それがとても印象に残ったからです。