「スペシャリストに学ぶ」を行いました 2018年02月09日
1月27日(土)に中3の生徒を対象に「スペシャリストに学ぶ」が行われました。
「スペシャリストに学ぶ」とは、様々な職業人(スペシャリスト)にご来校いただき、分科会形式で仕事の内容を学ぶという、キャリア教育プログラムです。今年度は、警察官、看護師、薬剤師、弁護士、獣医師、美術館職員、建築デザイナー、管理栄養士のスペシャリストにお越しいただきました。
中3生徒の声
警察官の方のお話を聞いて
私はドラマの影響もあって、警察官への憧れがすごくありました。今回お話を聞いて、大変なことばかりだけど、警察官の方々が本当に頑張っていることを知って、警察官という職業にもっともっと憧れを持ちました。そして、警察官の方々が本当にご親切に質問に対応してくださって、本当に嬉しく、私も警察官として働きたいなと強く思いました。
看護師の方のお話を聞いて
看護師さんは優しく患者さんに寄り添い、誰にも分かってもらえない痛みを自分の事のように分かろうとしてくれる、大きな存在です。看護師さんになるには勉強が大変だろうなと考えていましたが、知識だけが全てではないということが分かりました。私が今回の授業で一番心に残った事は、妊婦体験です。自分で手を挙げて妊婦体験をしたのですが、とても大変で肩が痛くなり、実際に赤ちゃんができたら何ヶ月もあの状態だと思うと、あらためてお母さんってすごいなと実感しました。お母さんになるということは覚悟が必要なんだなと思いました。15年生きてきて、家族を中心にたくさんの人に「ありがとう」と感謝を伝えたくなるような授業でした。私は人と話すことが大好きですが、自分の長所をプラスにできる職業につけたらいいなと思います。正直、将来のことは何も考えていなかったのですが、看護師さん、いいなと思いました。
薬剤師の方のお話を聞いて
私がなりたい職業はまだ決まっていないのですが、薬剤師に少し興味を持ちました。職に就くことでもたくさんの苦労があることを今回あらためて感じました。「ガラスの向こうの部屋で患者さんを一番に考えている」ということがとても驚きました。私も薬剤師のように誰かのために働く仕事に就きたいと思っているので、今の学校生活を一日一日大切に過ごしていきたいと思いました。
弁護士の方のお話を聞いて
弁護士というと、頭が良く、常に六法を手にしている気難しい人のイメージが強かったのですが、今回先生のお話を伺い、そのイメージががらりと変わりました。困っていると感じる問題は人それぞれで、その人の心にどう寄り添っていくのかがとても大切で、弁護士だけの「点」での関わりではなく、他の専門家と協力した「面」での関わりを持たなければ、その人の毎日に安心、自信、自由を届けることは出来ないんだと気付きました。これからも、広い視野を持ち、自分の将来についてより深く、広く考えていきたいです。
獣医師の方のお話を聞いて
私は動物が好きで、獣医になれたらいいなと思っていましたが、詳しいことは知らず、今回のお話を聞いて、様々な獣医がいることを知りました。特に、獣医も公務員になれることや、魚の獣医がいることに驚きました。大学での専門的な勉強や就活だけでなく、今この時期からでも、日々の努力が自分の未来を左右するのだと知り、今この1分1秒は重く、大切にしていこうと思いました。
美術館職員の方のお話を聞いて
話を聞く前は、美術館職員は他の職業に比べて簡単そうだなと思っていました。しかし、話を聞いてとても大変な仕事だという事がわかりました。大切な作品を傷つけないように保存しておくことは、何よりも大切な仕事だし、そんな大変な仕事をこなしている美術館職員の方たちはとてもかっこいいなと思いました。そして、私が先生の話を聞いて「アートで人と人のコミュニケーションを作り出す」という言葉がとても印象に残っていて、今まで美術に対して私は、絵を描くのが好きだから好き、という気持ちしかなかったので、この言葉を聞いた時、とても心を動かされました。来年から私達は高校生に上がり、将来つきたい職業も決めないといけない時期になるので、美術館職員という職業も将来つきたい職業の一つとして、これから頑張っていきたいです。
建築デザイナーの方のお話を聞いて
今回の授業で思ったことは、「建築デザイナーはアーティストで、作られた建物は一つの芸術品」ということです。万博や大学などの写真を見た時に、限られたスペースで何かを詰め込みすぎるのではなく、それぞれのみせたい部分、伝えたい事が互いに主張しすぎず、引き立て合っていて感動しました。模型を実際に見せていただいたときも、とても感動しました。普段何気なく利用していた校舎も色々な人の思いが詰まっているんだと思い、これからもきれいに使っていきたいと思いました。
管理栄養士の方のお話を聞いて
管理栄養士について詳しく教えていただき、この職業がたくさんの場所で必要とされている事が知れて良かったです。私は保育の仕事にも興味があるので、保育園の給食を考えたりする管理栄養士になりたいと、今回の話を聞いて強く思うようになりました。国家試験にも一発で合格できるよう、今から努力して勉強します。