ときわ祭賞が発表されました 2017年11月18日
10月28・29日に開催されたときわ祭では、来場者の方に、もっとも魅力的な発表をした団体、団体のポスターを選び、投票をしていただいています。そして、獲得票が多い団体にときわ祭賞が贈られます。ときわ祭賞の発表が、11月11日に高校、11月13日に中学の講堂朝礼で行われました。
ときわ祭賞発表にあたり校長から
今回のときわ祭は、台風の影響もあり、特に2日目は雨天の中での開催となりました。そのような天候の中、いらしていただいた皆様方には、本当に心から御礼申し上げます。そして、生徒一人ひとりも、いらしていただいた皆様方に、まだまだ足りないところもあったかとは思いますが、おもてなし、心づくしの姿勢で工夫、努力を心がけました。今回の賞は、生徒のそのような姿に対して贈られるものです。
実践女子学園では、生徒一人ひとりが必ず学校生活を豊かにしていく係を担っていきます。これからの時代、新しいものづくり、新しいサービスの創造には、人々がお互いに得意なところを出し合って、チームで協力していくことが大切です。生徒一人ひとりの得意なところ不得意なところはみな違います。そのような得意なところと不得意なところの総体であるそれぞれの個性を活かして、このときわ祭などの行事での活動を通して、将来の社会への円滑な参加に向けて、力を育てていって欲しいと思っています。
また、文化は人が平和に心豊かに生きていくための方法の一つと考えることもできます。私たちの育てていく力は、下田歌子先生がおっしゃっているように、学力と教養に裏打ちされた実践力です。行事も、ただこなすということではなく、各行事や委員会の成立、背景を知り、考証的な観点から学習と連携して進めていくことが大切です。学校の最終的な目標は学力向上だけではありません。単なる知識だけではなく、生徒間で教えあったり、生徒がどれだけ助け合ったり支え合ったりなど、協同して成果をあげるなどの体験が必要なのです。そのような体験を重ねながら、この表彰式をまた一つの記念日と節目にして、充実した学校生活をおくっていってください。将来、そのことが必ずいきてきます。
ときわ祭賞・ポスターコンクールの結果
ときわ祭賞
ときわ祭実行委員長の声
今年のときわ祭をふりかえって
今年のときわ祭は、新しい試みが多く取り入れられ、内容が盛りだくさんの文化祭になったと思います。ギャラリーアリーナの展示、クラスの催しはいかがでしたか。どちらもとてもにぎわっていました。また、クラブ活動の発表や展示も例年に比べて、より装飾や公演内容が豪華になっていて良かったと思います。
実行委員長の経験から得たことを教えてください。
実行委員長になり、責任の重さと人を動かす難しさ、やり遂げた時の達成感を学びました。中高合同ということもあり、大勢をまとめることや、全員に連絡や報告を伝えることに難しさを感じました。しかし、それも何とか乗り越え、片付けも終わり、閉会式の時、今まで諦めず準備を進めてきて良かったなと感じました。私は、今年のときわ祭実行委員長を務めさせてもらったことが誇りです。
来年につなげていきたいことを教えてください。
今年新しく始めたことを、ぜひ継続し、生徒や来校者の方々の意見を参考にし、来年・再来年と進化し続け、もっと活気のなる、実践らしい華やかなときわ祭を作り上げていってほしいです。