生徒の活動レポート

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高3対象小論文ガイダンスを行いました 2017年06月12日

 6月10日の放課後に高校3年生対象の小論文ガイダンスを実施しました。
 大学受験における推薦入試やAO入試、一部の大学や看護医療系統の大学では小論文が入試科目として設定されています。また現在、文部科学省の進めている大学入試改革においても探求型の能力や、受験生の志望理由の明確化が求められています。
 本校では以前から毎年小論文のガイダンスを実施し、個別の小論文添削指導も行っています。継続的な指導を行うため、そして本校生徒の志望進路の実態に合った機会とするために、本校教員作成のオリジナルテキストをもとに指導をしています。

 今回のガイダンスには60名以上の生徒が参加しました。2時間という長時間のガイダンスでしたが、参加生徒は熱心に話を聞いていました。
 前半は入試における小論文の動向からはじまり、小論文で求められる能力、小論文における評価の観点といった話題が展開され、後半では実際に小論文を書いていく上での構成の取り方やアイディア発想のフレームワークの説明、最後には生徒が実際に作業を行うという流れでガイダンスは終了しました。

 小論文で求められる能力は様々です。特にペーパー試験だけでは見えてこない熱意や適性といったものまで小論文からは見えてきます。生徒の皆さんには小論文の学習を通じて、単に大学受験に受かるだけの能力を身に付けるのではなく、今後の社会で生きていくための思考・判断・表現力や、相手の立場を考え、相手の求めているものを読み取る共感力・洞察力といった、生涯にわたって活用できる力を身に付けて欲しいと願っています。

参加生徒の声

・志望校の受験に必ず小論文が必要となるので今回のガイダンスに参加しました。ガイダンスではアイディアの発想法やまとめ方、表現の仕方など、細かいところまで教えて頂くことができました。オリジナルの冊子もとてもわかりやすく、活用していきたいと考えています。
・これまでは行き当たりばったりに意見を考えて、上手くまとめられないことがありましたが、ピラミッド型に考えをまとめていくことで文章を組み立てていくという方法を知ることができ、論理的思考法のイメージがつかめました。
・最後に各自で行った志望校の建学の精神や教育理念の分析を通じて、自分の志望校の目指しているものや、大切にしているものが明確になり、志望理由書を書きていく際の方向性が見えました。また一層、志望校に対する熱意が高まりました。


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