かるた大会 中2優勝者・優勝クラス実行委員からのメッセージ 2017年01月22日
あけましておめでとうございます。
実践女子学園では1月10日に中学でかるた大会が行われました。今回、かるた大会で良い成績を収めた中学2年優勝者のY.T.さん、優勝クラスの委員であるA.N.さんとY.S.さんからメッセージを頂きました。
具体的な仕事内容
委員としては積極的に練習を進めて、クラスのみんながより多く覚えることができるように
覚え方に工夫をしました。
例えば、1から覚えるのではなく、1枚札を覚えるなどしました。
優勝した感想と、当日の獲得枚数
平均獲得枚数:17.6枚
私たちのクラスは、平均17.6枚という数で優勝しました!
クラスのみんなによると、昨年より多く取れたという人がほとんどで、
みんなそれぞれのゴールを達成できたと思います。
今回の勝因
5組の中で1枚も取れなかった人がいなくて、10枚以上取れた人がたくさんいたからだと思います。
印象深いエピソード
私は今回が初めてのかるた大会で、とても緊張していて不安もたくさんありました。
でも、思っていたよりも楽しかったです。同じ札を同じタイミングで取ってしまった時、
じゃんけんで決めることになっていたのですが、4回全て負けてしまったことが悔しかったです。
好きな一首とその理由
朝ぼらけ 有明の月と 見るまでに
吉野の里に ふれる白雪 坂上是則
私の名前が入っていて覚えやすいからです。
ちはやぶる 神代もきかず 竜田川
からくれなりに 水くくるとは 在原業平
この俳句の意味がとても好きだからです。
かるた大会の魅力
日本の伝統の遊びの1つができて、とても貴重だと思います。
それに、クラスの人とやるので、新たな友達ができることです。
優勝した感想と、当日の獲得枚数
楽しく取り組めて、結果も良かったのでとても嬉しかったです。「めぐりあひて」は一字決まりで狙っていたところ、ピッタリのタイミングで飛び出すことが出来ました。勢いのあまり札を飛ばしてしまいましたが、
今回1番の取りでした。
それからラスト2枚が「春の夜の」と「夏の夜は」で、どちらも夜明けに向かう歌なので、新年にふさわしい素敵な偶然だと思いました。
獲得枚数:78枚
お手つきを2回もしてしまったことが心残りです。
しかし、札が減っていくにつれ、全ての札の位置を暗記することが出来ました。
また、暗記のお陰で決まり字が読まれたと同時に、無駄な動きをせずに、
札に手を伸ばすことが出来たので良かったです。
百人一首を覚え始めたきっかけ
小学校低学年の頃に、母親に貸してもらった百人一首の漫画にはまり、
私も競技かるたをやってみたいと思い、札を買い覚え始めました。
好きな一首とその理由
由良の門を 渡る舟人 かぢを絶え
ゆくへも知らぬ 恋の道かな 曾禰好忠
舟と恋の行く末をかけていて、情景と心情がどちらも表現されているところが好きです。
好きな漫画の主人公たちが全国大会初優勝を決めた時の運命の1枚であったことも、
印象に残っている理由です。
あなたにとって百人一首とは
当時アメリカにいた私にとって、日本や日本語を身近に感じられる大事な遊びだったと、
今になって思います。また、古語に慣れていたことで古文の勉強に役立ったり、
暗記や集中も勉強やスポーツに活きていると感じています。