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創立者下田歌子のつなぐ縁、新潟青陵学園と協定締結!ルーツが同じ2学園が124年越しに提携 2024年02月12日

 本学園と新潟青陵学園(新潟市中央区)は1月30日(火)、実践女子大学渋谷キャンパスで連携協力についての協定を締結しました。本学園の創立者下田歌子が、新潟青陵学園の創設に深く関わった縁がきっかけとなり、ルーツを同じくする学園同士の提携が124年越しに実現しました。実践女子学園の法人間連携は武庫川学院(兵庫県西宮市)に次いで2つ目となります。

協定書を手に篠田理事長(左)と山本理事長(右)

 協定は、両学園が教育活動や学術研究、教職員と学生・生徒などの交流を一層深めることを確認する内容となっています。このうち下田歌子の調査・研究や顕彰についての事項は、本学園創立者の下田歌子が新潟青陵学園の創立にも深く関わった経緯を踏まえました。またキャリア・就職支援についての事項は、新潟青陵大学や本学の学生について、首都圏での就職、新潟県へのUIターンのサポート充実などをそれぞれ目指しています。

 本学園の山本章正理事長は、調印式で「本日の調印を機に、今後は下田歌子に関わる連携を充実させるとともに、学生・生徒や教職員の交流など活動の幅を広げ、教育研究などで双方にメリットのある連携に発展させたい」とあいさつ。新潟青陵学園の篠田昭理事長も「大変な足跡をお持ちの実践女子学園と我々が交流協定を結ぶのは本当に光栄であり、これからの将来の明るい希望であると思っている。少子化の波は本当に大変だが、実践女子学園とスクラムを組んで、下田歌子の掲げた『実学』に役立つ人材の育成に取り組んでいきたい」と応じました。

 下田歌子は1898年11月、婦人大衆教育の全国普及を目指して帝国婦人協会を設立、自ら会長に就きました。これを受け、1899年5月に創立されたのが本学園の前身である私立実践女学校と女子工芸学校です。さらに帝国婦人協会の活動の一環として下田歌子の新潟遊説が行われ、それがきっかけで新潟青陵学園の前身である「裁縫伝習所」(同年7月に新潟女子工芸学校と改称)が1900年4月に創立されました。

 新潟青陵学園は、大学と短期大学、高校、幼稚園を傘下にもち、それぞれ学生・生徒数は大学学部996人、短期大学部606人、高校750人です。

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