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校長就任挨拶 今を知り 明日を求めて 2019年04月09日

今を知り 明日を求めて

 この4月に実践女子学園中学校・高等学校の校長として着任しました石野郁也と申します。どうぞよろしくお願いいたします。私は大学を卒業してから40代までは、神奈川県の県立高校の社会科(地理)教員として各地の高校に勤務し、その後はやはりいくつかの高校の校長として、学校運営に携わってまいりました。
 私は、7年前から実践女子大学に勤務しており、今年の3月まで首都圏の高校を中心に広報活動を行ってきました。訪問先の高校の先生方からは、数多くの激励と助言を頂戴し、学校が行っている教育活動や学校が持っている教育環境を伝えることが、いかに重要であるかを、身をもって知りました。
 本学園の創立者下田歌子は、その時代を生きる日本女性の教養と自覚を高めるべく、明治32年(1899)に実践女学校・女子工芸学校を創設され、今年は創立120周年を迎えます。外に向かって建つ正門近くにある下田歌子像は、今でも時代の変化や生徒の様子を静かに見守っております。
 この120年の間、我が国を含め世界情勢や社会構造は大きく変わりました。その変化は人類史上、経験したことがないほどの早さと広さで、私たちの生活の隅々までに浸透しております。未来がどのように変わっていくかは、科学が進歩した現代においても予測しがたいものがあります。
 そのような時代だからこそ、自らの成長の礎となる、知的好奇心、柔軟な発想力、幅広いコミュニケーション力、発信力等を、中・高の6年間をかけて、しっかりと育んでいきたいと考えております。

実践女子学園 中学校・高等学校の教育姿勢
~自己の可能性を発露させる多彩で魅力あるカリキュラムの展開~

○全人教育
 教科教育、特別活動、教科外活動の連携。
○探究教育
 他者と協働して思索を深める学習活動。
○グローバル教育
 コミュニケーションスキルを向上させ思考力、判断力、表現力を養う。
○感性表現教育
 教科教育、学校行事、クラブ活動で感性を磨き発信力を高める。

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