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「新年のご挨拶」 2023年01月12日

新年のご挨拶

実践女子学園中学校高等学校校長 湯浅 茂雄

 クロッカスが芽を出す。
 (西門プロムナード)

保護者の皆様、新年あけましておめでとうございます。皆様のご健康とご多幸を心よりお祈りいたします。

1月10日が、新年になって生徒達が揃って登校する最初の日でした。毎朝、西門で生徒達を迎えるのが日課となっていますが、20日余りの冬休みを終えて、元気に登校してくる生徒の姿に、久々でしたので安堵感を覚えたことでした。

登校時の生徒の様子は個性に溢れています。お友達と話し込む様子やその歩き方、スピード、また、私の挨拶に答えてくれる様子も百人百様です。それを見ていると本年も、生徒達には、のびのびと個性を伸ばし、楽しく学んでほしいと願うばかりです。

新年は十干十二支で「癸(みずのと)卯(う)」の年回りにあたります。「癸」は「甲乙丙丁・・・」の最後の10番目にあたりますが、それ故に、次の新しい展開が萌(きざ)すというような意味があります。また「卯」は、もともと(植物の)生長を意味しています。したがって生徒にとっても、本校にとっても、この2023年が、これまでの取り組みが実を結び、新たに成長し飛躍する年でありたいと願っています。

新型コロナ感染症の状況は予断を許しませんが、これまでのところ、学事日程には、大きな変更や制限を加えずにきています。今後も実践らしい教育を止めないように教職員一同、力を合わせていきたいと思います。
皆様におかれましては、これまでと変わらぬご支援とご理解をお願い申しあげます。

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