校長室の窓から

トップ > 校長室の窓から > 2022年度 > 後期のはじめに

後期のはじめに 2022年09月02日

後期のはじめに

 (9月1日に行われた中高の朝礼での言葉をお届けします。)

 今日から、いよいよ2022年度の後期学期がはじまります。先ほどまで、西門ですが、久しぶりに皆さんをお迎えしていました。元気に登校される皆さんの姿に触れることができて、安心しました。とてもうれしく思っています。

 昨日までの42日間に及んだ夏休み、皆さんにとってどんな時間だったでしょうか?記録的な猛暑や大雨、記録的な感染症の拡大など、嬉しくない記録が相次ぎ、厳しい状況もありましたが、夏休み中に計画されていた部活や、その合宿、各種講座や、その他の学校行事はほぼ予定通りに実施できましたので、貴重な経験や、学びの機会を得られたことと思います。

 行事が予定通り実施出来ることのありがたさを痛感しました。また、皆さんのなかには、個人的に目標を定めて取り組んだこと、チャレンジしたこともあったかと思います。是非、それらの成果を、これからの学校生活とその学びに活かしていただきたいと思います。

 さて、後期が明けると直ぐに、大きな学校行事があります。中高の全校的な行事としては、17日から「ときわ祭」が控えていますし、中学校では10月上旬に「運動会」がありますよね。皆さんの中には、これらの準備に取り組んでいる人もいるでしょう。どちらの行事も、現在のところ開催の仕方に、ここ2年間のような大きな制限を設けずにすみそうですので、皆さんで大いに盛り上げて欲しいと思います。期待しています。

 そのためにも、毎回、申し上げていることですが、新型コロナ感染症の感染防止対策を徹底してください。現在、東京都の感染状況は減少傾向にありますが、到底、安心できる状況ではありません。慣れてしまわずに、これまで以上に緊張感をもって、皆さんで協力して取り組んでください。

 また別のことですが、この時期は教育実習生を迎えます。昨日から今月17日までの予定で、今年度も教育実習生が来ています。教職を目指す本校の卒業生で、皆さんの先輩たちです。この後に、挨拶があると思いますが、皆さんにとっての新しい出会いを大切にしてください。

 季節はまだ残暑が厳しく感じられますが、暦の上では立秋を過ぎ、秋分の日が間もなくで、その中間の「白露」といわれる時期が近づいています。今年は9月8日だと思います。夜中に大気が冷え、草木に朝露が宿り始める時期なので「白露」といわれます。皆さんも朝晩の雲の様子や風の様子、虫の鳴き声などに秋の到来の兆しを見つけてみてください。

 それでは、皆さん、後期ものびのびと、笑顔で、充実した学校生活を楽しんでください。

ページトップへ