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「新年のご挨拶」 2022年01月06日

新年のご挨拶

実践女子学園中学校高等学校校長 湯浅 茂雄

新年あけましておめでとうございます。
皆様におかれましては、良き新年をお迎えのことと存じます。
昨年末以来、寒波が到来し、本日は渋谷も雪となりました。校舎にも雪が積もり始めました。
先ほどまで、部活や自習で登校した生徒さんが、傘も差さず、積もる雪に触れながら歓声をあげておりました。私にはとても美しい光景に映ります。

『万葉集』は、この歌集の編纂に関わった大伴家持の次の歌で終わっています。
  新しき年の初めの初春の 今日降る雪のいやしけ吉事(よごと)
私の好きな歌の一つです。
この雪が地平にあまねく積もるように、良いことが沢山続きますようにという歌です。雪が降るのは吉事なのです。

新型コロナ感染症の状況は、再び予断を許さない状況となっておりますが、お嬢様や皆様ご家族の上に、良いことが沢山ありますように、心よりお祈りいたします。
万全の感染防止対策を講じつつ、今後も実践らいし教育を止めることがないように、教職員が一つになって取り組んでまいります。
皆様におかれましては、これまでと変わらぬご支援とご理解をお願い申しあげます。

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